早めにすれちがいを解消してほしいな。
36話のあらすじ
カーライルの戦勝を祝う宴。デッカー達を伴って城に入ると、彼らを見る目は以前とガラッと変わっていました。特に婦人達は、熱い視線を送っています。
純粋なデッカーにはそれがわかりませんでしたが、カーライルはどんなに腹立たしいことがあってもお前達の領主のために我慢しろと言います。
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36話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
デッカーが、アーシャのためになんでもするのは、恋愛感情からではないと思うのですが…カーライルはすっかり勘違い、嫉妬してますね。
お前は、あのご婦人達にお菓子をあげるからと誘われてもついて行くなよ、と言うカーライルに、私は子供ではありません!と反論するデッカーがかわいかった。
ある意味、子供。
ラフェルトが、そろそろ時間ですと声をかけました。何が始まるのか…
デュプレット伯爵(セシリアの父)が、ご無事で何よりです!と声をかけてきました。イグラム族が思いのほか綿密に準備してきたそうですね、と聞くと、カーライルは投石機について話します。
野蛮族がそんな技術を持っているはずがない!と言う伯爵。
そうか、これは周りに聞かせるための芝居ですね。
もくろみどおり、貴族の間に、誰かが野蛮族と手を組んでフェルバーズを攻撃したという憶測が広まります。
それと同時に、2年後には「妃殿下」と離婚するであろうという話も。
皇太子妃を自分の思い通りに選べないと分かってはいるのに、カーライルの頭に浮かぶのはアーシャの姿でした。
首都へ来てまで、アーシャのことを考えてるカーライル、かわいいな。
その頃、フェルバーズ城では、カーライルが無事に世論を動かすことができただろうかと思いを馳せるアーシャが。
そこへ、領主が直接見回りをしているのかと、リオネルが声をかけてきました。あなたも殿下も働きすぎだと。
リオネルはアーシャに敬意を持ってくれているから、好きです。
常にフェルバーズのことを考えているアーシャに、領主としては模範的だけれど、そこに自分の幸せはないでしょう?と言うのです。
数日前に、デッカーにも同じようなことを言われたけれど、自分自身の幸せがなんなのかわからないアーシャでした。
どんなことでも、心から願っていれば必ず叶う、途方もないことでももっと欲してみてくださいというリオネルの表情が切ない。
途方もないことと言われて、カーライルの横に立つ自分を想像するアーシャ。
それでいいぞ!と思ったのに、この気持ちが1日でも早くなくなることを願おうと、そっちへ行ってしまったかアーシャ。
たしかに、フェルバーズの領主である自分が、皇太子妃になれるなんて、想像もできないですよね。セシリアやドロシアを見た上ではなおさら。
いやー、両思いなのにな〜。
立場上、障害は多いと思うけれど、早くお互いの気持ちに気づいてほしいな〜。
・戦勝の宴で一芝居打つカーライル
・カーライルの頭にはアーシャが浮かぶ
・リオネルに自分の幸せも考えてと言われて、カーライルの隣に立つ自分を想像してしまうアーシャ
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