カーライルがお茶目。
24話のあらすじ
皇后のお茶会に招待された、皇帝の愛人であるラウリー夫人。彼女は今年25歳。周囲は皇后の友達ですから、母親と同じくらいの年齢。
父親と同じくらいの年齢の皇帝と関係を持つことに関して、遠回しにいろいろな嫌味、皮肉を言ってくる人たち。
皇后も同じように攻撃してくると思ったら、なぜかラウリー夫人をかばいます。
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24話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
皇后が本気で愛人をかばうはずがないと思っていたら、やはりそうでした。
ただ、社交界の同情を買うための演技だったようです。
一方、フェルバーズでは肖像画の制作が始まっていました。
今日はいくつかの構図をスケッチするだけだと聞き、どう描くか決まっていないことに驚くアーシャ。
しかも、長時間座ってじっとしていることなどなかったアーシャは、2時間のスケッチですっかりへとへとです。
さすがカーライルは皇族、こういったことにも慣れていますね。
ずっと見つめられていることに慣れていないアーシャはとても居心地悪く感じていましたが、カーライルは生まれた時から人目にさらされていたので、平気だと思っていたのですが…
お辛かったでしょうねというアーシャの言葉に、心にふたをしてきたことに気づきます。
辛かっただろうな、俺。
こういった何気ない会話で、新たな気づきを得ている。
こんな夫婦の形も新鮮だなと思います。
さて2ヶ月後、フェルバーズに本格的な冬がやってきました。
これまでの冬は本当に大変でした。お年寄りや子供たちが大勢犠牲となったことを思い出して、息が詰まってしまうアーシャ。
しかし今年は、十分な備えをすることができました。
これもカーライルのおかげだと感謝します。 だからどのような対価を払えと言われても喜んで従うと言うのでした。
カーライルは、対価を要求することなどなく、首都での習慣について話します。
パーティーを開いて、プレゼント交換もすると言います。
そしてアーシャに、プレゼントを渡すのでした。
クリスマスみたいなものですね。
カーライルは本当に対価など求めてないのに。
アーシャはまじめなところが可愛いですけど、そろそろカーライルのことを理解して欲しい気がする。
だってカーライル、プレゼントまで用意してるんですよ。
中身が何か、開けるのが楽しみ。
・皇后と愛人のバトルかと思いきや、社交会の同情を買うための皇后の作戦だった
・フェルバーズに本格的な冬がやってきたが、今年は備えも十分
・首都ではパーティーを開く時期だからと、カーライフはアーシャにプレゼントを用意していた
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