「傲慢の時代」20話・アーシャが収穫祭を盛大に開きたい理由

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お父さん、天国で見てる?

20話のあらすじ

婚姻の無効化には神殿の助けが必須。ということは、皇后と親しくしているガブリエル大神官が合意していると思われました。

カーライルは、気晴らしに収穫の様子をリオネルと一緒に見に行きます。穀物は順調に育っており、人々の健康状態も以前より良くなったように見えました。

今月末には、フェルバーズ初の収穫祭が行われる予定で、アーシャがとても期待しているようだとリオネルが話します。

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20話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

収穫祭!楽しみですね。

この28年、生きることに必死で、そんな行事すらなかったフェルバーズ。やっと人の住む土地になり、アーシャも本当に嬉しいでしょう。みんなが楽しめる収穫祭になるといいな。

カーライルとリオネルが畑を見にきていることに驚くアーシャでしたが、フェルバーズのことを気にかけてくれてありがとうございますと感謝します。

収穫祭について、子供のように楽しみにしているアーシャ。ふだん、カーライルの前で笑うことなんてほとんどないと思いますが、声を出して無邪気に笑っているのがとても可愛い。

管理人
管理人

カーライルもきっと、可愛いと思ってるはず。

数日後、収穫祭の準備を進めながら、デッカーが少し無理をしすぎなのではないかと心配します。お金は残しておいて、他のことに使った方が…というのですが、アーシャには、収穫祭を盛大に行いたい理由があったのです。

まだ父が生きていた頃、戦争が終わったら何かしたいことはないか?とアーシャが聞くと、畑を耕してたっぷり収穫し、収穫祭を盛大に開いてみたいと言っていました。

だからこの収穫祭は、領民のためであると同時に、天国にいるお父さんのためでもあったのです。

管理人
管理人

お父さんとの会話のシーン、泣ける…。

カーライルはこんなこと知らないから、単に子供みたいにはしゃいでると思ってるかもしれないけど、こういうことをもっと知ってほしいな。だから、契約上の夫婦ではあるけれど、アーシャのことをもっと知って欲しいなと思います。

と思ったら、二人の会話を聞いていたのはセシリアでした。

収穫祭の準備をしていると聞いて様子を見にきたら、思いのほか領主として頑張っているのを見て、競争相手じゃなかったら理解しあえる仲になれたかもしれないと思うのでした。

そうですね。セシリアは野心家ですが、頭もいいと思うので、人を見抜く力もあるでしょう。

管理人
管理人

アーシャの人格の素晴らしさをわかってくれて嬉しい。

その頃首都では、皇帝の若き愛人ビビアーナ・ラウリーが、どうして子供ができないのかとヤキモキしていました。

カーライルがいた時は何もできなかったマティアスを盾に権力を振りかざす皇后に、我慢ならないのでした。

その愛人が妊娠しようと必死なことを小耳に挟んだマティアスは、喜び勇んで母に報告にいきますが、皇后はカーライルを離婚させられそうだと、こちらも別の知らせで喜んでいます。

どうなんだろ。今後の展開を考えるに、離婚はしなさそうだけれど。無事にカーライルが皇太子に返り咲いて、フェルバーズも豊かになって、という展開を期待しています。

さていよいよ収穫祭当日。

最後の「ニヤリ」が気になる。

荷物を運んでいた男、酒を横領しようとしているのではないか。

今回のストーリーのまとめ

・アーシャは収穫祭の準備で大忙し

・領主としての責任感を見てアーシャを見直すセシリア

・皇帝の愛人は早く妊娠しなくてはと焦り、皇后はカーライルを離婚させられそうだと喜んでいる

21話へ続きます。

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