アーシャは純粋なのですよ。
14話のあらすじ
部屋に入るなり、前置きもなくお礼をするアーシャに、俺とはお茶をいっぱい飲むのも嫌なのか?と聞くカーライル。
忙しいだろうがお茶の一杯くらいと、自ら淹れてくれます。光栄ですとアーシャがお茶をいただくと、その香りの良さに驚きました。
助けてくれと言われていないのに参戦したから、アーシャが怒っていると思ったカーライルでしたが、そういわれたアーシャは意味がよくわかりませんでした。お礼を言いにきたのになぜ怒っているのかと聞く理由がわからず、これは首都のやり方なのか?と戸惑っていました。
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14話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
たしかに、首都の人たちって面倒なこと好きそうだし。アーシャは裏表のない人だから、お礼を言いにきて「怒っているのか?」と聞かれるとは思っていなかったのでしょうね。
毎回死を覚悟して戦場に出るというアーシャに、自分はしないというカーライル。だから、出陣前に遺言を残したアーシャに驚いたのだそうです。
しかも、不倫を勧めるし。
アーシャは、無理に自分の子孫に継がせようとは思っていないのだとか。誰であっても、責任感があれば良いと。
しかしカーライルは、父や兄の名誉はどうなる?と聞きます。
この辺りは、カーライルがフェルバースのことをまだ理解しきれていないなと感じました。
アーシャにとって、フェルバーズ伯爵の爵位は褒美ではない、父には自ら命をたつか、ルアー族に立ち向かうかという2つの選択肢しかなかったのだから、後世まで引き継がなければならないものなのか、わからないといいます。
たしかに。
褒美ではなくて、そこへ行って死ねという意味で与えられた爵位ですからね。なんとしても守ろうとする必要もない。
それよりは、誰が領主になろうと、フェルバーズの人たちが幸せに生きていければいいと思っているのでしょう。
だからアーシャは、これ以上ここを流刑地扱いしないでほしいというのでした。
改めて感謝を述べるアーシャに、カーライルはそれ以上何も言いません。てっきり、なにか要求されると思っていたので、拍子抜け。
しかし借りを作ったと思わせる戦法かと思い、気を引き締めようと思うアーシャでした。
いや、違うと思うんだけどな。
カーライルは純粋に、フェルバーズ軍が困っているから助けようと思っただけだと。
この人、アーシャが思っているほどずる賢くはないと思います。
さて皇宮では、また皇后が悪巧みを。
カーライルの勢力を衰退させるために、フェルバーズで再び戦争を起こそうとしています。
物資が途切れれば、カーライルが首都に戻ってこざるを得なくなる。
神殿もグルになってイグラム族を支援しようとしているし…。
国境で戦争を起こすってことは、自分の国にとっても良くないことなのに、アホなんでしょうか皇后は。
・アーシャはカーライルに感謝
・カーライルは勝手に参戦したからアーシャが怒っていると思うがそんなことはなかった
・皇后はフェルバーズで再び戦争を起こそうとしている
→15話へ続きます。
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