「僕は木崎さん好きですよ」という槙くんの笑顔がいい。
1(1)〜2(2)話のあらすじ
木崎蓮は車椅子生活をしており、ヘルパーの在宅支援を受けていました。誰が来ても当たり散らし、暴言を吐くため、誰も担当したがりません。
今日から、ベテランの吉井さんと新人の槙凛太郎が担当することになりました。槙は長髪にピアス、とてもヘルパーには見えない風貌でした。
さっそくゴミ出しや掃除を始める二人。蓮は相変わらずの態度でしたが、槙は淡々と仕事をこなしていきます。
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1(1)〜2(2)話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
吉井さんが「マキちゃん」って呼んでるから、女の子かと思いきや、凛太郎くんでした。
槙くんは、言われた通りに廊下と突き当たりの部屋を掃除し始めるのですが、蓮は奥の部屋の机の上はやらなくていいと言い忘れたため、槙くんを追いかけます。
槙くんは奥の部屋で、「鳴瀬一生」の本を見つけ、自分も好きだと言います。
好きだと言われて、つい赤くなってしまう蓮。もしかして自分が作家だとバレたか!?と思いますが、そうではなかったようでホッとします。
槙くんと一緒にキッチンに戻ると、吉井さんが食器の片付けをしていたのですが、位置や重ね方が違うと注意しつつ、蓮が手を出した拍子にティーカップが落ちて割れてしまいます。
吉井さんは必死で謝るも、役立たず、帰れと暴言を吐くので、槙は、指示をするのは構わないけれど、僕らも人間なんでそんな態度でいられると不安になると冷静に諭します。
しかし、俺のせいにするのかと蓮は激昂。槙くんを偽善者と罵ってしまいました。
ここまで蓮がこじれてしまったのは、何か理由があるのでしょうね。
蓮のもとには、叔父の医師が訪問診療に来てくれていました。どうやら蓮の足が動かないのは、精神的な理由らしい。
20年も前のことだから忘れたほうがいい、過去に囚われずに前を向いて生きていかないとと言われていたので、事件がきっかけでこうなってしまったのでしょうか。
蓮は、自分が八つ当たりをしている自覚はあって、今回もひどいことを言ってしまったから、もう来ないだろうと諦めていました。
食料もないし、自分で買い物に出かけます。
買い物を終えて帰る途中、やっぱりさっきトイレに行っておけば良かったと思い、公園のトイレに入ろうとするも車椅子では入れません。
駅のトイレなら…と車椅子の方向を変えた時、車輪が道路のくぼみにはまってしまいました。
そのまま動けず、夜に。そのとき、蓮のスマホに槙くんから連絡が来ました。
助けてと、正直にいえましたね、良かった。
ここで意地張ったらどうしようかと思いましたが。
何時間、動けなかったんだろう。
通りすがりの人もいたのに、助けを求められなかった…。そういうものなのかな。
いろいろ考えさせられる場面でした。
でも、あれだけきつく当たられても、ヘルパー仲間との会話で、「僕は木崎さん好きですよ」と言っていた槙くん。頼れる。
・木崎蓮は車椅子生活でヘルパーの在宅支援を利用しているが、態度がきつくてヘルパーが続かない
・新人の槙くんが担当になった
・槙くんにも辛くあたったため、もう来ないだろうと諦めて自分で買い物に出るが、車椅子がくぼみにハマって動けなくなってしまう
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