
とうとう閣下ががまんできなくなってしまった。
115話のあらすじ
私は飾り物の人形じゃない、自分の能力も活かしたい、好きなことをして生きたいという夢もあるのに、あなたは私に隣にいるだけの人形を求めているのかと詰め寄るクロエ。
あなたの王女は夫に意見することすらできない、生意気な女だと罰するつもりならどうぞお好きなようにとネックレスを外します。
使用人たちが青ざめる中、全員下がれと声を荒げるアレクでした。
115話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
すごい。あの閣下をタジタジにさせるクロエ。
アレクもとうとう怒っちゃったかと思いましたが。しょせん、貴族の男だなあと。
女性が自立しようとしたら、それを阻むのかなと思いましたが、違いました。
全員出ていけと言っても、護衛たちが王女様のそばから離れないというので、アレクはクロエの手を取って出て行ってしまいます。
別室に入る二人。自分が偉そうなことを言ったからアレクを怒らせてしまったのだと思って、シュンとするクロエでしたが…
アレクはクロエを抱きしめて、キスし始めます。それどころか、そこでいきなり始めてしまいます。
部屋の外ではメイドたちが心配していました。だって、部屋の中からはドン!とかガタン!という物音とともに、クロエの悲鳴が聞こえてくるのだから。
ほほを叩かれていると勘違いして、なんとか助けようとするのですが、護衛たちはわかっていました。××の声だって…。
よく耳を澄ませ、これが叩いている音に聞こえるか?とメイドに言うのですが、メイドたちはクロエが泣いていると思っているので、早く止めてと一緒になって泣いてます。

メイドたち、かわいい。
クロエの性格がいいので、周りの人に慕われているのでしょうね。
それにしてもちょっと、恥ずかしすぎやしませんか。いたしている音と声が、外にダダ漏れですけど。
騒ぐメイドたちに、早く沐浴の準備をしろという護衛たちでした。
やだこれ、このあとどんな顔して出てくるのでしょう。
・クロエはアレクに反論、アレクはたじたじ
・アレクはクロエの手を取って別室に
・アレクを怒らせてしまったのだと凹むクロエ、アレクはしたいだけだった