
まだ意地の張り合いだけど。バスティアンが優勢かな?
18〜19話のあらすじ
バスティアンは、主治医のクラーモ博士に、傷の具合を見てもらっていました。回復は早いものの、出陣するのはやめておいた方がいいと忠告されます。
クラーモ博士は、14年前にバスティアンがクラヴィッツ家からイリス家に引き取られてきた時から、診察してきてくれた人。6歳から12歳まで虐待されていた跡も見ていたため、バスティアンに複雑な思いを抱いています。
バスティアンの母ソフィアが●されたという事実を明らかにせず、出産で亡くなったことにしておけば、バスティアンの祖父、そしてバスティアン自身も、ここまで深い恨みに悩まされることもなかっただろうにと思うのでした。
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18〜19話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
今の奥さんと結婚するために、バスティアンのお母さんを亡きものにしたのね。そういえば、継母が、前妻排除して妻の座を手に入れたみたいなこと言ってたね。
バスティアン、かなり過酷な幼少期を送ってきたので、性格が捻くれるのも仕方ないと思う。愛情も受けられず、虐待ばかりされていたら愛され方がわからないからね。
さて、オデットを連れて、サビネ洋服店にやってきたバスティアン。ドレスをあつらえるつもりだったのに、オデットが反発。

施しを受けているようで、プライドが傷ついたのかな。バスティアンは、決してそういうつもりではなかったんだけど。
サビネ洋服店は、来年の春まで予約がいっぱいの人気店。バスティアンの叔母とサビネ夫人が友達だったおかげで、予約が取れたのですが、オデットはドレスを送ってもらうこと自体が気に入らない模様。
しかし、バスティアンにしてみれば、自分の婚約者が社交界で「貧乏姫」なんて呼ばれていること自体ががまんできないわけで。
結局、オデットが折れる結果に。
バスティアンは、いろいろ理由をつけていたけど、本当は、純粋に、綺麗なドレスを贈ってあげたかっただけな気がする。オデット綺麗だし、ドレスくらいで周りからあれこれ言われるのも嫌だったのではないかな。

素直じゃないから、そんなことは言えませんね、きっと。
でも態度に出てる。オデットが試着室で咳をした時、寒いんじゃないかってブランケットを持ってきてあげるバスティアン。
その様子を見ていたサビネ夫人はピンときた!バスティアンがオデットのこと好きだって。
男は、好きな女性には金を使うのよね。どっさりドレスを買って、満足げなバスティアン。
しかしこのまま帰ると、クズ父に取られてしまう可能性があるので、トリエ伯爵家に寄っていくことにしました。
たしかに。あんな高価なドレスを持ち帰ったら、あのクズ父が売ってお金にするに違いない。
このあいだ、バスティアンが撃沈させてたけど、そんなことで引き下がるクズじゃないと思うので、この判断は賢明ですね。
どんなドレスを買ったんだろう?着飾ったオデットを見るのが楽しみです。何を着ても似合うと思うけど、美男美女カップルだから、次のパーティーが楽しみだわ。
と思ったところで、バスティアンに災難が。
夕食を終えて家に戻ると、なぜか皇女が来ていました。何しに来たんだ。怖い。
・バスティアンはクラヴィッツ家で過酷な生活をしていた
・オデットを連れてサビネ洋服店に行く
・しこたまドレスを買って満足げなバスティアン
→20話へ続きます。

