そんなわけないよ。
40〜41話のあらすじ
予安は敵に取り囲まれてしまいますが、河清がなんとか予安と紅芯を逃がそうとします。そこへやってきたのは、武寧親王。河清は兵士たちに捕らえられてしまいます。
やはり武寧親王は、予安が李無定を大将軍に任命したことを恨んでいました。
私こそが君主に相応しい、お前さえ死ねばと予安を切ろうとする武寧親王。もし筋書きが元通りになるなら、紅芯は平穏無事な日々を送り、河清は皇帝となって天下を統一する、それが一番良いのかもしれないと思って、予安は目を閉じます。
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予安が切られそうになったとき……身を呈してかばったのは、紅芯でした。
そして、李無定、淳帰たちが到着し、武寧親王を捕らえます。
予安は助かったけれど、紅芯が亡くなってしまいました。陛下にもらったかんざしは宝物だと言って。
まさか、ここで紅芯が死んでしまうなんて。
この世界に転生してからというもの、ずっと献身的にお世話をしてくれた紅芯が自分の身代わりになってしまったことで、予安もショックを隠せません。
紅芯がいないと夜眠れない予安を心配して、河清が予安の寝所へやってきました。
愛だね。
やはり予安は、自分のせいで紅芯が死んでしまったと、自分を責めています。
河清が一緒に寝てくれるのですが……予安が気になっているのは、武寧親王が言っていたこと。
「貴国の兵士たちといい勝負だな、いやあよくやってくれた」という言葉です。
まさか、河清が手引きして、南燕国の兵力を奴に貸したのか。
って、そんなこと聞けませんよね。
実際、河清はなにもしてないしね。
だけど、武寧から河清に宛てた書簡を見つけてしまう……。
これは、誤解しても仕方ないな……。
確かに、こんなのは送られてた。でも、河清は予安を裏切ってはいない。
早く誤解が解けると良いのだけれど。
・河清が戦うも、武寧側の兵士に捕らえられてしまう
・武寧が予安を切ろうとした時、紅芯が身を呈して予安を庇う
・武寧が言っていたことが気になる予安、まさか河清が自分を裏切っているのではと不安になるも本人には聞けない
→42話へ続きます。
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