「赤い瞳の廃皇子」177話・マギラ(2)

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一度しか言わないからよく聞けって、かっこいいぞキリアン。

177話のあらすじ

モルビドゥスは、インクイジターが祈祷能力でリエターを探索すれば悪魔の痕が出る、だからインクイジターの前に立たせるなとキリアンにいいます。

悪魔の痕、正確には自分の魔力反応が出るというのです。

キリアンとリエターに、リエターが5歳の時のことを話すモルビドゥス。肺炎にかかって死にかけていたリエターを救うために、モルビドゥスの霊体をリエターに植え付けた。だから、リエターの悪魔の痕がでてしまうことを心配しているのでした。

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177話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

モルビドゥスに、悪魔の痕がでたら気持ちが変わるのか?と聞かれて、リエターは自分が生涯愛する唯一の女だと明言するキリアンのなんとかっこいいことよ。

そうか。モルビドゥスが輸血したから、リエターは疫病にかからない。つまり、モルビドゥスと同じ強さを持っているってことなんですね。

それはありがたいけど、インクイジターの前に立つのはやばい。検査を受けてはいけない。悪魔だとか、また色々騒がれちゃう。

で、なんでそんなことになったのかというと、もとはリエターの悪戯だったみたい。

モルビドゥスがベアトリーチェ王女を怒らせて、1ヶ月くらい家出していた時のこと。

管理人
管理人

モルビドゥスが家出!悪魔も喧嘩して家出するんか。

リエターはふだん悪魔と暮らしているから、悪魔が危険なものだとは知らず、オーロラを見ようとして窓を開けたときに入ってきた病魔にさわってしまった。

このときにモルビドゥスがいれば、すぐに対処できたのでしょうが、帰ってきたときにはもう手の施しようがなかった。

だから、輸血という非常手段を使ったのです。

モルビドゥスの血が混ざっているからといって、リエターが悪魔になったわけではないのですが、インクイジターはそうは思わないでしょうね。

管理人
管理人

モルビドゥスのいう通りだと思います。きっと面倒なことになる。

で。リエターのお父さんてまだわかっていないけれど、モルビドゥスなんじゃないの?と思ってます。

ベアトリーチェ王女は結婚してなかった。でも、リエターがいる。

悪魔と暮らしていたときの話も、なんだかモルビドゥスは別格な気がするし、王女を怒らせて家出って、まるで夫婦じゃん!

もし悪魔の子だって知ったら嫌がるかもって思って、「輸血した」って嘘ついてるんじゃないの?

それか、ハーフだと疫魔の力が弱くて、輸血が必要だったとか。

王女との喧嘩のエピソードを見るに、単に服属してる悪魔とは思えないのよ。

だって、モルビドゥスもリエターも金髪だし。(王女は黒髪)

その辺のことも、早く知りたい。

今回のストーリーのまとめ

・モルビドゥスは、リエターをインクイジターの前に立たせてはいけないという

・子供の頃に、肺炎から救うためにモルビドゥスの血を輸血した

・インクイジターに調べられたら悪魔の痕を感じ取られてしまう

178話へ続きます。

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