今週も平和だった。モルビドゥスVSキリアンがいい。
171話のあらすじ
20年前に何があったのか聞いた、最初は信じられなかったが、皇帝自身がしでかしたことではなく兄がやったこと、そして皇帝は兄に厳罰を与えたということは、皇帝なりに責任を取ろうとしたのだろうというリエター。
誰が口を滑らせたのか?というキリアンに、リエターは、どうして言い訳しなかったのかと聞きました。
皇帝が主導したことではなかったのだから、キリアンが言ってくれなかったのが意外だというのでした。
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171話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンは、言い訳しない男なのです。
タニア聖女の前では、皇帝がやったことではないと説明できたのに、リエターにはできなかった。
経緯はどうであれ、事実は事実。
そして、誰もリエターに、「許せ」とはいえないと思っていたからです。
たしかに、以前のリエターには言えなかったでしょうね。
リエターは、皇帝に会いたいと言い出します。
まだ自分が母の遺言を聞けないのは、心の準備ができていないからかもしれないけど、会ってみないといけない気がすると。
しかし、首都では皇妃が釈放されていました。だから、首都に行くことはできないとキリアンは反対します。
皇帝の健康状態は回復の見込みがなく、もしリエターが首都に行けば、公費が皇帝を暗殺するかもしれない。そうなれば、皇帝殺害の罪を着せるだろうと。
そうですね。その通りです。
手ぐすね引いて待っているかもしれない。
キリアンは、皇帝に会おうと言ってくれたことに感謝します。父を助けられなくても、自分を助けてくれたからと。
リエターがキリアンの頬に触れながら何か言おうとしたとき、間にモルビドゥスが「迎えにきた」と割って入ってきました。
マラディエラが、火魔のせいでやけどしたと怒ってリエターを待っているから、さっさと部屋に行こうと連れ戻しにきたのですが、キリアンはイラッとしています。
それはそうですね、いい雰囲気になっていたところを邪魔されたので。
ばちばちと火花を散らす二人に、「武器を持つ人の味方にはなりません」というリエター。
モルビドゥスに向かって、枕を投げようとしているキリアンがかわいい。
モルビドゥスはほうき。
この二人の静かな攻防戦が、結構楽しい。
しかし、皇妃が生きている限り、本当の幸せがやってこない気がする。
最後は、この皇妃をどうしとめるかで、ハッピーエンドの方向性が決まりそうですね。
・20年前に何があったのか聞いた、皇帝に会いたいというリエター
・皇妃が釈放されたので、危ないからとキリアンは反対する
・二人がいい雰囲気になったところでモルビドゥスが呼びに来る
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