タルハンも、もう少し優しくできないかな。
8〜9話のあらすじ
アシュカとスヤは、エニャを強引に安息日に参加させようとしていました。エニャが抵抗したので、二人はその場にエニャをおいて立ち去りました。
家に戻ろうとすると、ルハンたちが話しているのが聞こえました。どうやらエニャを連れ出したのは、ルハンの指示だったようで、これまで一緒に編んだかごが燃やされていたことも知ります。
その場を立ち去ろうとしたときに、見知らぬ男に声をかけられてしまいます。
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8〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エニャを強引に安息日に参加させて、ルハンは何がしたいんだろう?
いじめられているのは分かったけど、それなら放っておけば良いのでは?
いじめていることがタルハンに知られたら、この人たちも無事ではいられないと思うのですが。
それよりもまずいのは、エニャに声をかけてきた男性ですね…まずいでしょこれは。止めに入った男性は完全なとばっちりですが、やはりタルハンに見つかって、牢獄行き。
しかし、どうなのかなー。
せっかくタルハンが来てくれて、家まで連れて帰ってくれた。
ルハンたちのことは報告すべきで、「私が我慢すれば…」とか思ってるから、いじめっ子たちがつけあがるわけで。
がまんとか、だめなんですよ、こういうときは。
翌朝、目を覚ますとタルハンはもういませんでした。どうやら、ペルジアの女性のために新しく作った集落の様子を見に行っているようですが、エニャは昨日のことが心配になて様子を見に外に出ます。
なにやら人だかりが…と思ったら、タルハンの部下のリガタに止められます。
テントの中では、アギレア最高長老ハロンの娘であるセルビアが、ルハンたちを罰しているところでした。
そのままにしておけばいいのに、誤解だとかいってやめさせようとするエニャの気持ちは、全くわかりません。
ちゃんと犯人つきとめて、それなりの罰を与えようとしているタルハンの気持ちも無にする行為だと思うのですが。
うーん。これは、優しいのとは違う。
エニャはいい子だけれど、障害があってずっと虐げられてきたから、はっきりとものを言えなくなっちゃったのかな。
一応、ルハンたちに、あなたが私みたいにならない保証はあるの?って言ってたけど、もっとちゃんと罰を与えとかないと、また同じことをされるのではないかと心配です。
・エニャが見知らぬ男性に捕まっているところへタルハン登場
・ルハンたちも男性たちもみんな罰を受ける
・エニャはいじめられたことを黙っている
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