もう少し、幸せが欲しい。
45話のあらすじ
ゲルナンに捕まる前のこと。ある夜、ジャハンはこれが全部終わったら何がしたいかとみんなに聞きました。ジャハンは日焼けがしたい、フィアルカははちみつ酒を飲んで昼寝。セヌは?と聞かれたとき、彼は答えませんでした。
そんなことを思い出したエニャ。そのときセヌは母親のことを考えていたのではないだろうかと思っていました。
どうしてセヌがこんなところで死ななければならないのか、自分のしがらみのせいでみんなに迷惑をかけてしまっているのではと落ち込むエニャでした。
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45話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
前回の最後に、セヌは自分の足首についていたアンクレットをシランダに渡してくれと言っていました。
まさかほんとに、死んじゃったのか……。
気を失っているだけというパターンだと思っていたのに。
ここで死んだら、いくらなんでもセヌがかわいそすぎないか。
やっと洞穴から抜け出せたのにさ……。
エニャはもうこんなことを終わらせたいと、自分の喉に剣を突き立てるのですが、そのときにタルハンがきた!!
はあ、ここでようやく会えました。
長かったな……。
と思ったけど、感動の再会とはならなかった。
だって、元気でいると信じていたエニャが、自分の目の前で死のうとしているんですもの。
タルハンは、もしエニャを見つけたときに、エニャが死んでいたら、自分も後を追うつもりだったのです。
そのくらい、エニャのことを思っているのに、やっと見つけたエニャが死のうとしている。
タルハンの絶望感たるや。
自分を置いて行ってしまうのかと、もうげんなりしてる。
だから、このまま二人で逃げようといい出すタルハン。
まあ、そういいたくなるのもわかる。
もううんざりですよね。
しかし仲間が今、大変なことになっている。
アビサックが軍を率いて追いかけてきた。リガタが首に縄かけられて、捕まったっぽい。
リガタ、イケメンなので、死なないでください。
・セヌの死に虚しさを感じるエニャ
・もう終わりにしようと自分の首に剣を突き立てる
・そこへタルハンがきて俺と逃げようという
→46話へ続きます。
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