無事に出られますように。
31話のあらすじ
洞窟の中では、32人の人が暮らしていました。半月に一度食料が入ってくるのと、自分たちで育てている植物もあり、飢えることはありません。
戦争で亡くなったと思っていた人が生きていて、驚きを隠せないエニャ。しかし健康体ではありません。セヌはみんなの中でももっとも症状が重く、いつ死んでもおかしくありません。
セヌがハンセン病にかかったとわかり、すぐにこの洞穴を作ったのはセルビア。ジェペルナ平原で戦死したように見せかけて、ここへ連れてきたのです。
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31話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
セルビアって、ほんと毒親な。
まあ、毒親ってより、人としてどうかと思う。
健康でない人を見下していたくせに、自分の息子はハンセン病で、しかも部族全体を騙している。
なにより、セヌがかわいそう。
人としての存在を否定されているのだから。
で、セヌはまだいい人そうなんだけど、シランダって女性がいちいちエニャに突っかかるから、ムカつく。
セヌは、エニャのことを敵視していないみたいですけどね。
洞穴の奥にある秘密の場所に案内してくれました。
そこは鍛冶場。
洞穴の奥にこんなすごい場所が!!
武器を作っていたんだな〜〜。
で、セヌはエニャに、ここを一緒に出てタルハンの元へ行こうと提案。
外部から物資が来るときにアギレアの情報も得ていて、タルハンのことを知っていたセヌは、タルハンが母とは違い、自分たちのことを認めてくれるのではないか思っていたのです。
太陽を浴びながら暮らしたい。
たったそれだけのことなのに。自分の息子をこんなところに閉じ込めるなんてね。
セヌは母に背くつもりでした。
エニャはセヌと協力することを了承しましたが、条件を2つつけます。
その条件はまだ示されていませんが、どういう条件かな。
さて、着々と準備は進み、出発する直前だったのに、セルビアがやってきました。
あー、どうなるんだろう。
ここまで準備したのに、水の泡になったら。
来週が楽しみです。
・洞穴には32人の人が住んでいた
・洞穴の奥には鍛冶場があり、武器を作っていた
・セヌはここを一緒に出てタルハンの元へ行こうと提案、エニャと共に準備を進める
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