セリア、そろそろ心を開いてくれ。
57話のあらすじ
予言書のように、いつかすべてを失うのではないかと怖くなるというセリアに、ルシェはいつも自分が首にかけているベルク家の印章指輪を渡します。
指輪の真ん中にある宝石を3回押すと、猛毒が塗られた刃が飛び出しました。
もし予言書通りに自分がセリアを裏切るのなら、この刃で自分を刺しても構わないと言うルシェ。今晩はぐっすり眠ってくれと、セリアを抱きしめて安心させようとします。
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57話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
妻以外の女性に目移りしないと約束してもセリアが不安なら、自分を●してかまわないなんて、愛以外の何ものでもないのに!
セリアはまだ、ルシェが自分をちゃんと愛していることに気づいてない。どうして私にここまでしてくれるのだろうって、愛してるからでしょ!!
いつになったら、ちゃんと両思いになるのだろう。
さて、この1週間、謹慎させられていたリノンによると、神殿で倒れたディートリヒ公爵はすっかり神殿から足が遠のき、港町にあった城も売りに出したのだとか。
原作では、リナのために用意されていた城だったのに、それを売りに出した上に、買い取ったのはルシェ!
もちろん、セリアのためでしょうね。ルシェはセリアのためならなんでもしそう。
カリスも、リナに惑わされずにセリアを大事にしていれば、手放すことはなかったのに。
一方のカリスは、なにやらかなり具合が悪そうです。
セリアの身に起きたことを知って、どうして今まで自分に話してくれなかったのかと落ち込んでいる。
それはそうでしょうよ。
セリアは原作の流れを変えるために、必死でがんばってきました。
そのおかげで周囲の人たちの評価も変化し、これで大丈夫と思ったのに、セリアを裏切ってリナになびいたのはあんた!!
結婚式で死ぬところだったんだよ!!
カリスは何かに取り憑かれているのではないかと思います。
ディートリヒ公爵も、黒い魔気のようなものが体の周りにあったけど、カリスにも黒い点々がある。
セリアの肖像画を眺めながら、セリア以外の女性と結婚するつもりはないと思ってるその姿がやばい。
恋い焦がれるというよりは病的な執着で、これもリナの影響なのかな?
セリアに何かしそうで怖い。
・ルシェは毒を塗った刃が出てくるベルク家の印章指輪をセリアに渡す
・ディートリヒ公爵は神殿から足が遠のき城も売った、その城はルシェが買取
・カリスはセリア以外の女性とは結婚しないと執着している
→58話へ続きます。
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