なるほど〜。これが出会いか。
35話のあらすじ
成長するにつれてネルトの症状は悪化していき、母親はつきっきりになりました。
ヘイネルは、兄として何かしてあげたいと思っても、ネルトの部屋には母がいるので、会うことができません。
どんな手を使ってでもネルトを死なせたくなかった母は、闇の魔道具を使ってヘイネルとネルトの中身を入れ替えようとしました。しかし、それを止めたのは、他でもないネルトでした。
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35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
うーん、このお母さんの気持ちはわからない。まったくわからない。
たしかにヘイネルは子供の頃から愛想がなくて、無表情で、何を考えてるかわからないし、ネルトは正反対の可愛らしい子。
だけど、子供の命に差をつけるなんてこと、母親がしてはならない。
お前は誰にも愛されないなんていわれたら、心折れるでしょ。子供なのに。
ショックだっただろうな…面と向かって言われると。
しかし、ネルトは違った。お兄ちゃん、大好きだったんだよね。
母を止め、ヘイネルには逃げてと言った。
鍵がかけられていたから逃げられないと思ったけど、ベンジャミンが鍵を壊してヘイネルを助けてくれた。
よかった。
でもその夜に、ネルトは亡くなってしまったのです。
そして母も自害。
ヘイネルは当主の座を継ぎましたが、無為な毎日。
魔道具の研究をがんばっても、新しく何かを作っても、もう見せる相手がいないからです。
ヘイネルの心に穴が空いたのは、ネルトが亡くなったからじゃなくて、お母さんのせいだと思います。
ネルトとはずっと仲が良かったから、短命だったとしても、ヘイネルが納得いくまで一緒に過ごし、そして納得いくまで悲しみに浸ることができたなら、弟の死を自分の中で消化できたかもしれない。
しかし亡くなった日にあんなことがあったから、自分自身の存在価値まで信じられなくなってしまったのでしょう。
つらいな〜。あんな毒親じゃなかったら。
そして、父親が無関心じゃなかったら。
ヘイネルがこんな辛い思いをしなくて済んだのに。
さて、大人になったヘイネル。仕事をしているときに、必中の一矢が誤作動を起こしてヘイネルに向かってしまいます。
ヘイネルは効果解除の呪文を唱えようとしつつも、もういいかと思ってしまうのです。
このままだと矢が当たる……とそのとき、「死にたいんですか!?」と止めに入ったのがリズだ!
これで惚れたんだな。
なるほど。
ちょっと話の進みが遅いけれど、今回はヘイネルの心の傷を知るための大事な回でしたね。
来週は、とっととシジャルを片付けて欲しい。
・ネルトの症状はどんどん悪化
・母はヘイネルとネルトの体を入れ替える魔道具を使ってヘイネルを●そうとするが、ネルトが阻止
・ネルトが亡くなり生きる気力も失っていたヘイネルを助けたのがリズ
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