リゼのラスボス感。
70話のあらすじ
カトリーヌの変化の背景については、原作では細かく触れられていませんでしたが、兄に対する思いが強いことは、これまでの言動を見てもわかりました。
原作のように、変装して街に出るなど、本来の自分の姿を偽らなくても、自分の心を守る方法を示すことができれば……と考えたエディットは、迷った時はキリアンのことを考えるという話をします。
自分の行動が、一番大切な人を追い詰めることになったら耐えられないと。それを聞いてカトリーヌは、何かを決心したようです。
→「よくある令嬢転生だと思ったのに」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
→「よくある令嬢転生だと思ったのに」はLINEマンガでも読める!
70話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
皇室は、今回の領地戦に対して中立の立場であるべきなので、どちらかに味方するということは本来ありえません。
しかしカトリーヌは、公爵邸の警備のために、自分の騎士団を貸すといいました。
クリフがいないことを心配しての申し出でしたが、こんな提案は、原作にはありませんでした。
騎士団が来ることはありがたいですが、すると人質事件のエピソードがなくなってしまう。
エディットがそんなことを考えていると、公爵夫人は、カトリーヌの好意だけありがたく受け取り、騎士団については断ります。
そんな話をしている時に、リゼが鼻血を出してしまったため、すぐに邸宅に戻りました。
ああ、この鼻血ですら、演技だったのか……。
リゼを休ませた後、公爵夫人は自分がなぜカトリーヌの申し出を断ったのかわからないというのです。
「ロレインの光」をリゼにつけさせた時もそうだったし、自分がなぜそんな選択をしたのかわからないと。
それは原作の力が強いからだとエディットにはわかりますが、それを話すことはできません。
人質事件を起こすために、この流れは必須。
鼻血が演技だと思ったのは、リゼの最後の顔です。
演技で鼻血流せるのかって話ですけど、リゼが原作者ならできそうな気がする。
帰ってきた時は具合が悪そうにしていましたが、最後のページのリゼの顔!
単なる悪役!
目がイってる。まさにラスボス。
キリアンたちを領地戦で縛りつけ、クリフは皇宮で反乱軍を制圧中。
公爵邸の警備は手薄です。人質事件を起こすには最適なタイミング。
やはり、原作の力は強い。
次回は予定通りに事件が起きてしまうのか。
・カトリーヌが本来の自分を偽ることなく、心を守る方法があると思い、自分の話をするエディット
・自分の騎士団を貸すとカトリーヌが申し出るが、公爵夫人は断ってしまう
・原作の力が相変わらず強い
コメントを残す