「北部公爵を誘惑します」91話・俺の女神

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最終回!

91話のあらすじ

結婚する気はないのかと聞かれ、結婚はするもんじゃないだろうと答えるカルシオン。昔、オーラン伯爵のお見舞いに行ったときに、結婚はするもんじゃないとセリーナが言ったことを覚えていたようです。

あのときは、理想の条件全てを叶える男性なんていないと思っていたし、元の世界に戻るつもりだったから、本気で結婚なんて考えていなかったのですが、今はもちろん違います。

カルシオンも彼なりにプロポーズの計画もしていたようですが、誰も経験したことのないプロポーズをしたくて、こんな馬車の中ではと躊躇しますが……。

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91話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

そういえばたしかに、63話で「結婚はするもんじゃない」と言ってましたね、セリーナ。

墓穴掘ったな。

でも今は、カルシオン以外と結婚なんて考えられないですね。

セリーナは、シロツメクサの指輪でもいい、私の心に響けばいいのだと言います。

カルシオンは、セリーナのために王太子とも戦い、国まで作ってしまった。

その気持ちを、そのまま表現すればいいんです、特別なプロポーズなんてしなくても。

そこでカルシオンは馬車を止め、セリーナを外に連れ出し、鉱山のような場所に行きます。

どうやらそれは鉱山ではなくて、隕石。カルシオンはいろいろと調査していた過程でこの隕石の存在を知り、これを加工してプロポーズの贈り物にするつもりだったのだとか。

その理由が……昔セリーナが、空の星もとってきてくれるか?と聞いたから。

自分でとってきたわけではないけど、隕石のかけらを渡すことができれば、約束を守ったことになると思ったって……どんだけ愛情深いんだ!!

こんな真摯な人、いるか?いや、いないよね〜。

そして、隕石の前でカルシオンがプロポーズ!

よかった!!無事に結婚!!

そして結婚式!!

フィオネルはカルシオンが好きで、ジェリエル陛下はセリーナが好きで、号泣する二人。

この二人も、いい人たちでしたね。フィオネルは純粋にカルシオンが好きだっただけで、根はいい子だったし。

楽しい人たちに囲まれて、無事に式を上げることができた二人。

男の子と女の子が生まれるらしいんですけど、外伝はないのかな〜。

2週間後にあとがきが更新されるらしいですが、外伝希望!!

今回のストーリーのまとめ

・結婚はするもんじゃないとかつてセリーナが言っていたことを覚えていたカルシオン

・それでもカルシオンは、夜空の星をとってほしいといわれたことを覚えていて、プロポーズの贈り物に隕石を加工しようとしていた

・大事なのは気持ち。二人は無事に結婚式をあげる

→あとがきへ続きます。

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