皇妃は悪魔より怖い。
189話のあらすじ
キリアンのエスコートで外に出てきた皇妃は、私のプレゼントは期待外れだったか?リエターは誰の記憶を失ったのか?と聞きます。
死んだ人の壁は高かったかという皇妃に、もう終わらせたくてここへきたとキリアンは答えます。
皇妃の娘であった皇女ヒルスレインの墓参りをするというキリアン。夢魔のメルデスに、皇妃の秘密を探らせようとしていたのです。
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189話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
おそろしい二人。皇妃は自分が仕掛けたことを隠そうともしないし、キリアンは、堂々と標的になってあげているのにと言う。
メルデスはタニア聖女と契約していますが、タニア聖女が今ここにいないので、キリアンに引き渡されています。その状態で肉身を維持するのは結構大変みたい。だから、とても機嫌が悪い。
で、結局秘密は探れなかった。というのも、秘密を隠そうとする気持ちや暴露に対する恐れがあれば、メルデスが気持ちを読むことができるのですが、皇妃にはそれがない。
つまり、自分がやったことを隠そうとしていないし、後ろめたさも感じていないということ。
失うものがないやつってのは、こわい。
夢魔にいかれてるって言われる皇妃は、ほんとにいかれてるんでしょうね。
悪魔より、悪魔。
ただ、「皇帝との約束」があるらしいことはわかりました。
私はこの約束が何かとっても気になるのに、キリアンは気にならないらしい。
リエターの記憶を取り戻すことにつながらないなら、どうでもいいって、本当にリエター一筋ですな。
そのリエターは、姿を表してしまったことをレイチェルに怒られていました。というより、リエターを止めなかったと、モルビドゥスが怒られてる。
メルデスによると、契約者がいない状態で自分を保つのは大変みたいだから、モルビドゥスってほんとにすごいんだな。
さて、皇妃の笑顔も不気味だったし。
次週は何か仕掛けてくるか。
・皇妃は堂々と、自分のプレゼントはどうだったかとキリアンに聞く
・キリアンは夢魔メルデスを使って皇妃の秘密を探ろうとしていた
・皇妃が何も隠そうとしていないので、メルデスでも探れない
→190話へ続きます。
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