ちょっともう、恋人同士のそれ。
50話のあらすじ
カーライルからお茶に呼ばれたアーシャ。年末ということで、カーライルに革のブレスレットを贈り物として渡します。
カーライルからは香油のプレゼントでした。夫婦の寝室で使ったものと同じで、最初は自分が使おうと思って作らせた香油ですが、アーシャに似合うと思ったからと言いながら、カーライルは自らアーシャに香油を塗ってあげます。
世界に一つしかないその香油の名は、「アーシャ」でした。
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50話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
もう、二人で頬を赤らめながら、プレゼント交換だなんて。これを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ。
この香油を使うたびに、自分のことを思い出すだろうって、思い出して欲しかったんだね。
アーシャは逆に、一生忘れられなくて苦しむかも……なんて思ってしまってるけど。
はー、早く好きだって伝えてあげて欲しい。
さて、隣のパレソ王国。新しい人たちが出てきました。
フェルバーズはすでに真冬でしたが、こちらはまだ秋です。
王妃の母国はエルベニア王国で、チャド帝国との戦争に負けたようですね。
戦後補償として、金品のほか、20年間の免税などの条件をつけられたことを恨んでいる王妃。その条件をつけたのがカーライルみたいなのですが、カーライルが皇太子でなくなって北部にいると知り、南部で反乱を起こします。
皇帝はマティアスを派遣しようとします。もちろん、ビビりマティアスは行きたくない!と駄々をこねますが、皇后は、戦場を離れても首都の貴族にはわからないからとりあえず行っとけといいますが、そう簡単にはいかない。
これまで南部戦線を抑えられていたのは、カーライルがいたからですもんね。
そのカーライルがいない今、南部どころか首都さえ危うい。
皇帝から南部に行け!とカーライルに命令が降りますが、そんな命令タダで聞くわけにはいきません。
ここで、首都での行動が実を結びます。カーライルなりに、貴族といろいろ交流してきたから、マティアスを支持する貴族がいないんですね。
カーライルは、南部を鎮圧したら皇太子に復位という条件をつけます。
さて皇帝はどう出るか。もはや、カーライルなしには帝国が成り立たないのに、ばかな皇后に踊らされる馬鹿な皇帝。とっととカーライルにその地位を譲れ。
これでカーライル復位→首都へ帰還→アーシャも皇太子妃として首都へ、みたいになるのかな。
でもその前に、契約期間の3年が終わってしまうか。
・アーシャは革のブレスレットを、カーライルは「アーシャ」という名の香油をそお互いにプレゼント
・カーライルが北部にいると知ったパレソ王国の王妃は、南部で反乱を起こさせる
・マティアスは戦場から逃げ出し、カーライルは南部を鎮圧したら皇太子に復位と条件をつける
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