こじれらせすぎだよ、さやか。
26話のあらすじ
文や香住たちは、優香の家に集まります。示談にできなければ起訴されるだろうという話に、優香は心配するも、同情はできないという菜摘。
多恵と菜摘が帰った後、文は、香住から健とさやかのやっていることを知っていたのに知らんぷりしようとしていた、自分も共犯だと謝罪されます。
文は、和真のことを好きだという気持ちに変わりはないものの、まだ家に帰る決心ができずにいました。
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そうなんだよね……割り切れない何か。
その何かは、文ちゃん自身にもわからないのだけど、今のままでは元に戻れないんだよね。
和真が悪くなかったことはわかっても、隠し事したって事実は消えないんだ。
和真はといえば、香住からラインがきていたけれど返信できずにいました。すると菜摘が会社に押しかけてきて、週末香住と会う約束をさせられます。
香住を交えて、3人でファミレスで会うことに。香住から、さやかの子供時代の話を聞きました。誰にでも優しい優等生の姉。姉ばかり可愛がる両親。
その姉に、文がそっくりなのだとか。
姉はさやかに優しかったものの、こじらせたさやかは姉のものを盗んでやると違う方向にいってしまったんだな……
それで、姉の彼氏に手を出して、喧嘩になった直後に姉が交通事故で亡くなった。
謝る機会をなくし、愛情に飢えたさやかはすべてが間違った方向に。そう思うと、この子達の両親の罪は大きいと思う。
親がしっかりさやかとも向き合っていれば、こんなことにはならなかったのに。
とはいえ、大人になったら自分の責任ですけどね。いつまでこじらせてるんだって話です。
和真が姉の彼氏に似ていて、文は姉に似ている。
そんな理由で、ずっと執着していたのかと思うと、哀れだなと思う。
ここで菜摘が、本音で話し合えと和真にビシッと言ってくれました。
あやを守るためとはいえ、嘘をついたことには変わりない。心の傷は簡単には癒えないけれど、いい人になろうとするなと。
要所要所で、いつもビシッと言ってくれる菜摘。なんて心強いんでしょう。
・文はまだ割り切れずにいて家に戻れない
・和真は香住からさやかの子供時代の話を聞く
・菜摘は和真に、いい人になろうとせず、文ととことん本音で話し合えという
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