今回はちょっと奥が深いなー。
86話のあらすじ
ポトス男爵の商船は無事に出航していきました。それはつまり、ヘリオスがディアーナを止められなかったと言うことでもあります。
カエルスによると、ヘリオスはポトス男爵家に監視をつけたそうで、それがヘリオスにできる最善策であるように思えました。
そして近々、カエルスも王国との交渉に乗り出すことになりそうだと聞かされました。タイムリープ前と違い、徹底的に準備をしたのだし、今回交渉に臨むのはカエルスです。うまくいくはずなのに、ヘスティアは何故か不安な気持ちになっていました。
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神殿の告発は、交渉が終わってからにするというカエルスの言葉を了承。しかしヘスティアは、不安が拭えない。
カエルスはかなり忙しいようですね。夜も帰りが遅く、ヘスティアは、これほどまでに忙しかったのかと心配しています。
ウロースによれば、結婚前は帰ってくるのが週一だったりすることもあったが、今は毎日帰ってくるので大丈夫だと。
カエルスは愛妻家ですからね。どんなに遅くてもちゃんと帰ってくるんですね。
しかしその日の夜は、一段と遅い。
バルコニーで、ひとりカエルスを想うヘスティア。
外交のお手伝いはできないから、お弁当とかおやつを作ろうかなと思ったのですが、そこで自分は「読者」なのだと思い直します。
ヘスティアにとっては、自分はこの世界の異物というか、単なる傍観者。だから、深入りしてはいけないとブレーキをかけている。
でも、これまで過ごしてきた時間は嘘じゃないじゃないですか。
もっと自信を持って欲しいなと思います。
たしかに、きっかけは憑依だったかもしれないけれど、感情は動くし、痛みだって感じる世界。
現実と、何ら変わりないじゃないですか。
でもそうだとしたら、現実の私はどうなる?そして、カエルスのためだけに生きてるこの世界の私はどうなる?
「ヘスティア」には未来がないという思いが、ヘスの気持ちにブレーキをかけてしまっているんですよね〜。
ここがたとえ小説の世界だとしても、カエルスはもうヘスのことが大好きなのに。その気持ちは本物のなのに。
ヘスの気持ちもわかるけれど……心のブレーキを外したら、カエルスと本物の夫婦になれるでしょうか。
そして、バルコニーで思い悩むヘスの姿を、帰宅したカエルスが下から見て、飛んで来ます!
あの冷静なカエルスが、顔を紅潮させて、息を切らして!
どうやら階段を3段飛ばししたらしいよ。
あー、今週短かったなー。
早く二人がイチャイチャする姿が見たいなー。
最後にピンク頭が、「よこしまな者に罰を」って神様にお祈りしてたけど、その傲慢さが身を滅ぼしてることに気づかないんだなー。
・ポトス男爵の商船は無事に出航
・カエルスも近々王国との交渉にあたるため忙しい
・ヘスティアは、ここは小説の世界だからと自分の気持ちの置き所に悩んでいる
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