これで聖女って、笑える。
13〜14話のあらすじ
怒りのあまり、部屋を出てきてしまったセリア。後ろからルシェが来ていることにも気づきませんでした。
聖女と口論したと言い、頬が腫れているセリアに、外で少し風にあたってから宴に行こうというルシェ。
セリアは、別荘にカリスが来ていなかったか?と聞きます。彼が宴の時に好んでつけていた香水の香りがしたからと…そんなことまで覚えているなんて、よほどあいつのことが好きだったのかと思うルシェでした。
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13〜14話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ルシェは、最初はシュテルンを助けるためという理由でセリアと結婚したのだと思いますが、今はセリアに惹かれていますね。
だから、カリスのことを話題にされるだけでも、不快に感じてる。
宴が始まり、さすがに居づらいと感じるリナとカリス。周りの視線も冷たい。当然です。
ルシェは、なぜ聖女がいるのかと、これまた不快に感じています。自分は、カリスとリナの間に挟まった異物のようだというセリアに、ルシェは自分を卑下するな、今日の宴は君のものだと言います。
中央でダンスをする主役の二人を見ながら、やっぱりあっちのほうがよかったかなとつぶやくリナ。
いやー、無理だと思う。
カリスは単純だったから騙せたけど、ルシェは無理。絶対無理。
リナは、カリスに飽きたらルシェを攻略しようとしているのでしょうか。
ダンスを終えて、セリアは大公妃専用のテラスで原作に思いを巡らせています。
バッドエンドは回避できないのか…と考えていたら、リナが話がしたいと声をかけてきました。
テラスには誰も入れないでってセリアが言っていたはずなのに。
というか、大公妃殿下に、まだ「セリア」って呼び捨てしてるこの女は、ほんとに腹立ちますね。
しかもここは、大公妃専用テラス。
カリスとは離婚するとか、あなたから奪ったものはすべて返すとか、そして戸口にカリスがいることを分かっていながら、自分は主役でもないのに二人の間に挟まっている異物だと気付いたというのです。
あざとい、めっちゃあざとい。
カリスに聞かせるために、わざとそんなセリフを言って、セリアといがみ合っているように見せる。しかもこのセリフは、さっきセリアが口にした言葉。
あざとい、めっちゃあざとい。
・ルシェは、カリスに未練がありそうなセリアの様子に少し嫉妬している
・やっぱりあっちにしとけばよかったかなとセリアの立場が羨ましそうなリナ
・セリアがテラスで一人でいる時に、またリナが話をしにくる
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