アーシャは真面目に褒めています。
5話のあらすじ
誓いのキスを必要以上にしっかりするカーライル。アーシャはカーライルの唇を噛んで、ほどほどにしてくださいといいます。
式を無事に終えましたが、アーシャはまだここに残らなくてはならないため、デッカーたちは先にフェルバーズへ旅立ちました。
フェルバーズへ戻ったデッカーは、領民たちに説明しながらしどろもどろ。食料を手に入れてくるといって首都へ行ったのに、元皇太子と結婚することになり、みな驚いています。
5話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
報奨金をもらいに行ったのに、結婚しただけでなく、皇太子がフェルバーズで3年間暮らすというのですから、領民たちが驚くのも無理はないです。
今は一時的に廃位されているとはいえ、カーライルと結婚したということは皇太子妃になるわけですから。
しかも、デッカーたちは道中なんども暗殺者に襲われます。カーライルが岸をつけてくれていたからいいようなものの、そうでなかったら危ないところでした。
こんなことに巻き込まれる存在になってしまったアーシャを心配する部下たちですが、もうどうしようもありません。とりあえず、カーライルが到着するであろう1ヶ月後までに、部屋を整えておこうということになりました。
デッカーはたぶん、アーシャのことをすごく心配してる。
一方皇宮では、カーライルが異母兄弟の第二皇子・マティアスに、これからはおまえが南部を守るんだという話をしていました。
なぜ?というマティアスに、今皇太子の待遇を受けているのはおまえなんだから、今まで自分がやっていたことをやるのは当然だといいます。
行きたくなーいという顔のマティアス。戦場に出た経験がないから、魔物退治なんて無理!って思ってる顔です。
しかも、皇帝とともに、カーライルがフェルバーズに持っていく「持参金」が多すぎるのでは?と言い出す始末です。
フェルバーズがルアー族との戦いに勝つまで28年、その間どれだけの被害を受けたのか、復旧までにどのくらいかかるのか、それがわからないのか?戦争を知らないということがバレバレだというカーライルでした。
カーライルは戦場で生きてきた人だから、28年という戦争がどういうものか分かりますよね。
その話をアーシャにすると、なぜ軍権を譲り受けることを嫌がるのかと疑問に思うアーシャ。
カーライルのいう軍権は、皇帝の命令で参戦した後の指揮権のみで、重要な部分は皇帝が握っているのだそうです。
しかも、軍権を持っているだけで戦争の責任も負わないといけないというので、そんな地獄にいるような日々を、心が折れることなく耐えた神経の図太さは大したものですとアーシャはいいます。
ほめているのか、けなしているのかわからない…というカーライルに、純粋に褒めていると答えるアーシャでした。
ここのやりとり、すごく好き。アーシャは常に大真面目。
・誓いの儀式が終わり、デッカーは一足先にフェルバーズへ帰還
・カーライルは、これからはお前が南部を守れとマティアスに告げる
・カーライルが持っていた軍権は参戦してからの指揮権のみ、重要な部分は皇帝が握っている
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