
キリアンが少しずつエディットの味方になり始めてる。でも、まだまだ足りない。
29話のあらすじ
リゼの刺繍糸に毒が塗られていた件について、エディットがやったのではないと思うと、公爵とクリフに対してキリアンが意見しました。
ルドウィック家の監視をかいくぐって毒物を手に入れ、わざわざ刺繍糸に毒を塗るとは思えないと。
納得のいかないクリフは、皇女カトリーヌに「いい考えがある」と何やら自分の考えを打ち明けます。
→「よくある令嬢転生だと思ったのに」のつづきはLINEマンガで!
29話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
クリフ、まじでむかつく。
どうあっても、エディットを悪女に仕立て上げたいんですね。弟の嫁なんだから放っておけばいいのに。リゼを独り占めしたいばかりに、エディットのことをきちんと見ようともしていない。
アンナが戻ってきてくれたおかげで、エディットも食事ができるようになったし、これでソフィアの暴力から逃れられるといいのですが。
リナンの仕事の手伝いも再開することになり、よかった!と思ったのも束の間、なぜか皇女が会いたがっているからと皇宮に呼び出されてしまいました。
これが、クリフが言っていた「いい考え」ですね。きっと、エディットを何かはめようとしているに違いない。
エディットは、小説の中で、自由奔放に生きるカトリーヌのことが好きでした。リゼに対して偏見を持たなかったのと同じように、自分にも接してくれたらいいなと願うばかりです。
しかし城について皇女に謁見すると、その希望は見事に打ち砕かれる…

ちょっとひどすぎないか、この人。
エディットが挨拶しても何も返さないで立たせっぱなし。お茶も出さない。
しかも「リゲルホフ」って言う。
毒を使う趣味があるという噂を聞いていると言われ、エディットはクリフが仕組んだことだと悟ります。
ひどいことを言われても、冷静に返答するエディット。

見ていて、こっちが気分悪くなってきます。
皇女に対して何かしたわけでもないし、もちろんリゼにもしていない。
なんの事実確認もしないで、一方的に立場を利用して責め立てるって、こいつはほんとに皇女なのか。
それでもエディットは、殿下を尊敬しておりますって言うのです。うわべばかりの貴族の言葉に惑わされず、懸命なご判断で自分のことを見てほしいと。
どうしてここまで言われないといかんのかね〜〜〜。
原作の力だったとしても、もう少し苦労が報われてもいい気がする。
どうにかこうにか皇女の相手をして家に帰ると、待ち構えていたのはソフィアでした。
公爵家の領地の税の内訳を盗んでこいと。そうしないと息の根を止めると脅してきました。
どうしよう、エディット。
・キリアンは毒事件はエディットがやったことではないと主張
・納得がいかないクリフは皇女に頼んでエディットを皇宮に呼び出す
・ソフィアは公爵家の税の資料を盗み出せとエディットを脅す
