さすがベル、仕事が早い。
37話のあらすじ
さかのぼること1ヶ月前、自分たちの要求を断られたアシリエール大公親子は激怒していました。
大公親子のお抱え魔法使いとなっていたラヤは、ベルがここへやってきたら、得意の毒でベルを倒すと話しています。
と、数日以内に到着すると言われていたベルとベント男爵が、すでに城に到着していました。
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アシリエール大公はクズですが、それでも娘を思う気持ちは他の父親と同じ面があるんですね。意外です。
ラヤにベルを始末させる話も、ロクサンヌには教えないのだと。綺麗に整った帝国をその手に握らせてやりたいからだと。
いや、無理です。今の皇帝がいる限り、そのルートは絶対にないのだけれど。
ベント男爵は、大公のように力だけで相手を押さえつけようとする人に最適な交渉役です。
すべて原則論で、理論立てて話を進めていくので、「大公が怖い」というような感情では動きません。
最初はアルノアの反対勢力だと思ったし、地位もあまり高くないのでモブキャラだと思いましたが、これから結構活躍しそう。
戦争は自分が望む限り長引くと宣言してしまう大公。でも、ベント男爵は引き下がりません。
アルノア、こういう人が味方についたのは大きいですね。
今回のストーリーのまとめ
・資金の要求が却下され激怒する大公親子
・お抱え魔法使いのラヤは毒でベルを始末するつもり
・ベルとベント男爵が城に到着
→38話へ続きます。