「皇后の座を捨てます」23話・リオネル、初出勤

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皇后陛下、本当に美しいです。愛人、ほんとにむかつきます。

23話のあらすじ

ソファで寝転んで油を売っているように見えて、実はメイドたちを監視しているアデル。このメイドたちはディアンの息がかかっていて、皇后宮での出来事を象牙殿に報告していたのです。

そこへリオネルがやってきました。くだけた口調でリオネルを迎えるアデル。

まだ緊張気味のリオネルに、自分がこのような口調で話すのは簡単ではない、リオネルからももっと長い返事が聞きたいというアデルでした。

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23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

公爵家では、リオネルが補佐官になったことをみんなが心配していました。リオネル、大事にされているんですね。

リオネルだって、ただ皇后の愛人に立候補したわけじゃない。ヴァルドロ家のためにという目的があるようです。

メイドたちが、アデルがリオネルを迎える様子を見ていたので、噂はきっとすぐに広まる。自分が一方的にリオネルを好いているという噂は困るといって、リオネルをからかうアデル。

リオネル、ほんとにまじめ。好青年。

アデルとリオネルのミニキャラ、初めてじゃない?かわいい。

なんだか二人でいると優しい時間が流れている感じがします。空気が穏やか。誰かさんがいる時とは違って。

公爵家では、魔法師団にかたよっている権力を取り戻したい。塔の情報も魔法師団が独占している、その状況を変えたいと思っているようです。

アデルの母も、塔を権力にすることを望んでいました。人を助けることを優先するのではなく、情報を独占して共有しないことで権力を握る。

どこも、権力者の考えることは同じなのだろうか。

管理人
管理人

アデルはそれをなんとかしたいと思っていて、ゴットロープを追い出されたのかな。

二人の目的は同じ。力を合わせて動こうと意見も一致したところで、まずやらなくてはいけないのが、皇后宮の予算の件でした。

ディアンが商人を送り込んできました。好きなものを買え、支払いは象牙殿がするからと。

いや〜…どこまで人をバカにするのでしょうか?

皇后陛下に、私が払ってあげるから好きなもの買っていいわよ、っていう愛人。

管理人
管理人

どんだけ失礼なの。

さすがのアデルも一瞬沸騰したんでしょう、命令状を書こうとしましたが、リオネルは反対します。

今ディアンに退去命令を出せば、同情する奴が出てくる。だから…と言って別の方法を提案します。

何を提案したんだろう。気になる。

調子に乗る愛人、その取り巻き。気持ち悪い。

この皇宮の実権者が誰なのかわからせてあげるとか思ってますけど、今のうちだよ?

そろそろ皇后陛下とリオネルが反撃してくるから。

今のうちに、将来の身の振り方を考えておいた方がいいと思うなあ。

今回のストーリーのまとめ

・アデルは親しげな様子でリオネルを迎える

・リオネルは魔法師団にかたよった権力をなんとかしたい

・ディアンが私が払うからなんでも買っていいわよとアデルに商人を送ってくる

24話へ続きます。

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