そうか、そういうことだったのか。でもビョルン、気持ちってのは言葉にしないと伝わらない。
第46話のあらすじ
ラルスについてもう10日も経つのにエルナは放置されたまま。メイドたちにも陰口を叩かれ、こんな扱いをするために結婚したのかと、リサは猛烈に腹を立てていました。
それでも、カレンに協力してもらい自分なりの貴族人脈図を作ったり、おばあさまに手紙を書いたり、今自分ができることをしようとするエルナ。書くことがなくて嘘ばかりの手紙だったけれど…。
第46話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
カレンたちは、グレディス姫との新婚旅行の時はずっと一緒だったと陰口を叩いていましたが、ビョルンはエルナを放置しているのではなく、あえて連れ歩かなかったようですね。
ラルスの大臣と会食、銀行買収の会議など次々と仕事をこなしながらグレディスの兄とも酒を飲む。
ラルスってのはこんなんしかいないのか。
グレディスには3人の兄がいて、今回一緒に酒を飲んでいる兄が最強のバカらしいのですが、自分の妹がしでかしたことを棚にあげ、エルナを「あんな女」呼ばわりするわけです。
ビョルンの中では、エルナは「あんな女」ではない。しかしその場で怒りを爆発させずに済んだのは、その兄が預託を約束した金貨の額が満足できるものだったから。
どこをどうすれば、他の男の子供を妊娠したまま嫁にやってきた妹より、エルナが「あんな女」になるのか。下手すれば、戦争ものですよね。「あんな女」はあんたの妹でしょうよ。
この兄をはじめ、ラルスの貴族たちはエルナのことが気になって仕方がない。そうか。エルナが好奇の目に晒されることを防ぐために、こやつらからエルナを守るために、連れ歩かなかったんだ。
でもさ〜、それは言ってあげないとエルナがかわいそう。
本人も周りも、単に放置されてるだけって思ってるから。
早めに帰ってきて入浴後のエルナをギュッと抱きしめるビョルン。エルナの香りで心が落ち着いてる。大事に思ってるんですよね、エルナのこと。
エルナが今日1日あったことを話していると、ビョルンは我慢できなくなって唇を塞いでしまいました。
ああ、ビョルンなりにエルナを守ろうとしていたってことはわかった。少し安心しましたが、ちゃんと伝えてよ!言葉、言葉、言葉!
そもそも、「あんな女」扱いされるのはあなたがしっかりとエルナを守っていないからです。もっとエルナを大事にしてください。
そういえば、前回の最後にグレディスのメイドがやってきていましたが、今回その話は出ませんでしたね。なんだったんだろう。
・ラルスについて10日も経つのにエルナは放置されたまま
・ビョルンは次々仕事をこなし、グレディスの兄とも酒を飲む
・エルナを「あんな女」呼ばわりされてエルナへの想いを自覚
・早めに帰ってエルナを抱きしめ、心を落ち着かせる