アーシャ様、どんだけ多才な人なんですか。
35話のあらすじ
帰るべき日は過ぎたのになぜまだいるのかと言われ、ここは自分の邸宅でもあると反論するカシオン。しかしタモンは、当主に無礼を働いた弟を簡単には許しません。
タモンは、自分のものを欲しがる奴には寛大ではないが、これまでは両親の頼みもあって多めに見てきた。しかしそれも今日まで、2度目はないと宣言します。
→「皇后をさらった彼は」はe-bookjapanでも読める!35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
だから言わんこっちゃない。サティンたちのいう通りにおとなしくしていればよかったのに、よりによってアーシャ様の部屋に忍び込もうとするなんて。ここまで兄が怒るとは思っていなかったのかな。
初めてガツンと言われて凹んでるみたいだけれど、ここらで立場をはっきりさせておかないとね。
それにしても、アスラルはとても優しい人ですね。
落ち込んでいるカシオンの手を握って、ココアを淹れてあげるって。やさしいな。
アーシャ様も、号泣した時に抱きしめてもらってましたもんね。そばにこういう人がいると、ほんと安心。
アーシャ様の馬車が街に着くと、ちょうどタモンも到着。双子は自由時間にしてあげて、二人で手を繋いでお祭りを回ることにしました。
「俺の大切な刻印者」ってさ、切ないなタモン。本当は愛するアーシャと呼びたいのだろうに。
いつになったらタモンの思いを受け入れてくれるかな。
踊りをみたり、市場を回って美味しいものを食べたり、まるで恋人同士みたいですよ。初デートがお祭りっていいな。
串焼きは、アーシャ様のお金で買いました。照れながら串焼きを渡すアーシャ様はかわいいし、タモンはアーシャ様からもらった串焼きを本当に美味しそうに食べてる。こっちもかわいい。
今まで食べてきたタコ串の中で一番美味しいって、ただの刻印者にいうことじゃないでしょう。いいな、幸せそう。
束の間の平和なひととき、タナトスで山に捨てられた時は、こんな幸せな時間が来るって想像できませんでしたよね。アーシャ様。
食べ終わった頃に、王室主催の弓術大会が始まりました。どうやらアーシャ様、弓もできるらしい。
・タモンはカシオンにガッツリ怒る
・アーシャは双子と一緒にお祭りへ
・タモンと合流し、お祭りデート