ベッドで一緒にお酒を飲みながら、仲睦まじい皇帝夫妻が微笑ましい。
149話のあらすじ
常時泉が留まっているという村に来たマスタス。コシャールを探して歩いていると、ブティックで大量に買った品物をわきにおき、ごろつきをボコボコにしているコシャールを見つけます。
いきなり手合わせをしようとするマスタスに戸惑うも、コシャールはここで見たことをナビエに黙ってくれるならという条件で、相手をします。
マスタスの実力の高さに驚くも、妹の侍女に怪我をさせるわけにはいかないので、どうしようかと迷ったその瞬間、マスタスの一撃がまともに入り、コシャールは気絶してしまいました。
→「再婚承認を要求します」はebookjapanでも読める!149話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
マスタス、いいなあ。コシャールに憧れているんですよね。強い人と手合わせしてみたかったと、貴族令嬢らしからぬところがありますが、この人は性格もいいし、コシャールと仲良くなってくれたら楽しいかも。
でも、コシャールがマスタスを「無垢なお嬢さん」だと思っていることがおかしかった。侍女の間では問題児扱いなのに。さすが、ナビエ様のお兄様です。
さて、執務室ではマッケナがハインリに東大帝国の現状を報告していました。魔法使いから魔力を奪う計画はなかなか難航していること、ソビエシュが新たな側室を迎え入れたこと。
しかもそれがエベリーだと聞き、自分が魔力を奪ったことがナビエに知られたら…と思うと心中穏やかではありません。
そんな姿を見て、マッケナは今は帝国の基礎を固めれば良いのではないかと助言します。
常時泉討伐が成功し、近隣の村ではお祭り騒ぎだそうで、その功績を讃え、コシャールは初代「金の騎士」に任命されることになりました。
名誉職で1年に2人しか任命されないという、ハインリが新しく作った爵位だそうですが、ナビエは悪く思う人もいるのではないかと心配します。
それは心配ないと言われ、二人はカフメン大公が持ってきたというお酒を飲むことに。いい雰囲気になったと思ったのですが…。
気がつくとナビエは何故か羽を握っていて、そばにはぐったりした鳥の姿のハインリが。何があったのでしょうか。
ナビエ様は酒癖が悪いんだろうか。
ハインリにとってはそれすらも魅力のうちかもしれないけれど。
東大帝国では、いなくなってしまった侍女の兄が必死で手がかりを探していました。侍女のアリアンを待ち伏せして詰め寄ると、「あなたが最も信じている人を疑いなさい」と言われます。
実はソビエシュが指示していたことでした。
どういうつもりでしょう。
皇帝自ら、ラスタを陥れるってこと?
・マスタスはコシャールを追いかけて常時泉の留まる村へ。
・ハインリとナビエは美味しいお酒を飲んでいい雰囲気になるも、酔い潰れた?
・ソビエシュは記者にヒントを与える