
また面倒なやつが出てきた。
8〜9話のあらすじ
目覚めたばかりのウスマンという黄竜がやってきました。まだ伴侶はおらず、ベサ・ウィフレッドという者が付き添っています。
過去では、このウィフレッドがウスマンを操り、皇帝アケルランスに謀反を企てました。ロウェル皇帝は、黄竜は皇帝の器ではない、1日も伴侶に認めてもらい、皇帝になるのだとアケルランスを諭します。
アケルランスに、皇帝の側近フィルティオという男が近づいてきました。前世では、ソラリス大公(ソラン)が謀反を企んでいると言ってきた男だったため、アケルランスはフィルテオをあっさり始末します。
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「溺愛拒否〜黒龍陛下との決別を希望します」8〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
たとえ、真実を話したとして、ソランの気持ちが変わるかどうかは、わからない。変わらないかもしれない。
だけど、今のままでも、ソランを伴侶にするのは難しいのでは?
…と思っていたら、ソラン、気づきましたね。アケルランスが時間を巻き戻したことを。
私たちの邪魔をするものは全て片付けるからというのですが、そうじゃないんだ、アケルランス。

そうじゃないんだよ……前世であれだけ酷い目にあったから、急にやり直そうって言われても、無理じゃない?
ソランは、今度こそ自分のために生きたいと思っているから、手放してあげることが愛だと思いますけどね。
自分本位な愛じゃなくて、ソランのことを本当に思いやることができるようになるのかな。
さて、問題は黄竜です。
前世では、内戦が勃発したと聞き、今世ではできるだけ争いを避けたいとロウェル皇帝は考えていますが、なんと黄竜を皇太子に任命します。
管理官ウィフレッドに操られていることがわかっていて、です。
そしてアケルランスをレティエン辺境伯に任命しました。

アケルランスとロウェル皇帝には、どんな考えがあるのでしょうか。
辺境伯は選帝侯を兼ねている。そして、皇帝直属の公爵や侯爵をも凌駕する権力を持っているのです。
つまり、皇帝は結局、アケルランスを後継者に考えているということです。
とはいえ、心配。黄竜自体はいいんですよ、バカだから。
問題は側近のウィフレッド。ソランが邪魔だと考えているようなので、手を出してこないといいのですが。
・若くて未熟、頭も良くない若い竜、黄竜ウスマンが目覚める
・ロウェラ皇帝はウスマンを皇太子に、アケルランスをレティエン辺境伯に任命する
・ウスマンの側近ウィフレッドはソランが邪魔だと思っている

