


ローラはひとつも悪くないじゃん。
18〜19話のあらすじ
時が来れば必ず迎えにくる。父はそう言って、ローラをペンドルトン家に預けて旅立ちました。ローラが7歳のときです。とても寂しかったけれど、祖母は温かくローラを育ててくれました。
しかし、叔父であるジェラルド・ペンドルトンはちがいました。ローラの存在は「恥」であり、視界に入るたびにローラを虐待します。
祖母は実家でローラを育てることを諦め、ローラは寄宿学校へ。その間、祖母はローラを正式にペンドルトン家に迎え入れようと頑張ってくれましたが、力及ばず。結局、祖母の死後、全財産を当主の息子に譲る条件で、ローラはやっと「ペンドルトン」になったのです。
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「ミス・ペンドルトンの恋」18〜19話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ローラは何も悪くないのに……ただ、この叔父さんの気持ちも、わからないでもない。
ペンドルトン家は、イギリスでも屈指の名門らしい。そこの娘が画家と駆け落ちしたのだもの、我が家の「恥」と考えるのは当然かもしれないですね。名門貴族だから。
学校を卒業したときに、実家ではなくて、ロンドンのタウンハウスにきたんだけど、これは正解ですね。いくら正式に「ペンドルトン」になったとはいえ、叔父さんに忌み嫌われてしまいますもんね。

お父さんは、本当に迎えにくるつもりだったんだろうか。
7歳で置いていかれて、今いくつよ?その間、一度も会いにきてないんだよね?
結局、大人になっても、「身分」で苦労し続けているローラ。せっかく、イアンのことが好きだと自覚したのに、諦めようとしてるじゃない……。

ここはイアンががんばらないといけない!
さて、ホワイトフィールドに戻ったイアンは、仕事が山積み。執事のラムズウィックの報告によると、土地の管理人が仕事を怠けるだけでなく、賄賂を受け取るなどの悪事を働いていて、大変なことになっていたみたい。
早くロンドンに戻らないといけないのに!!
ただ、冷静に考えているイアンに、好感が持てますね。
この1ヶ月で、ローラの人となりがわかったから、勢いに任せてプロポーズしたところで、断られることはわかっている。
でも、諦めるつもりはない!

そうだ、イアン、諦めないで説得するんだ!
どうやって説得しますかね。持参金がなくてもいいといっても、そういうことじゃないと断られそうだし。
身分だからなあ、ローラが気にしているのは。
イアンがいくら気にしないと言っても、それだけじゃダメでしょうね。
ここがふんばりどき。なんとしてもイアンにがんばってほしい!
・ローラは7歳で祖母に預けられた
・祖母の全財産は当主の息子にという条件でペンドルトン家に入れたローラ
・ローラを思って、早くロンドンに戻りたいイアン


