毒キノコ、妻との約束くらい守れ。そして、毒メイド長から妻を守れ。
第45話のあらすじ
ビョルンはラルス国王アソ・ハードフォートに謁見していました。言葉は丁寧ですが、ラルス国王に対する微妙な気持ちが滲み出ています。
ビョルンの曽祖父・フィリップ2世は征服王、レチェンの凶暴な番犬と呼ばれていました。
自ら戦いに赴き、ラルスを含む連合艦隊を撃破。大陸に平和が訪れてからは、周辺国はレチェンと結婚という同盟を結ぼうと必死でした。
その中で、レチェンの王太子妃に選ばれたのがグレディスだったのです。しかし国王のいうとおり、グレディスは不束な娘だったため…。
第45話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ビョルンの「汚らわしい娘を前面にだして」という思い、まさにそのとおり。王太子妃として嫁ぐのに、すでに妊娠してるって…。
ビョルンはフィリップ2世の再臨といわれているようで、順調にいっていればラルスの立場も強固なものになったのでしょうが、もう後の祭りです。
ビョルンは曽祖父に性格がそっくりなんだそうですよ。
王位に未練がないことを国王はもったいないと思っているようですが、実際のところ、レチェンとラルスの間で、どのような密約が交わされて、「ビョルンの浮気で離婚」という話に落ち着いたのか、そのあたりはまだ詳しく描かれていないので、早く知りたいところですね。
しかし、国王は意外とまともだったな。自分の娘が悪いってことはちゃんとわかってる。
ビョルンは王位に未練がないし、一生のんびり暮らしたいというのもあながち嘘ではないと思います。
国王の、「あの噂も認めてはどうだ?」という言葉が気になるんですけど、あの噂って何?
さて、邸宅ではエルナが一生懸命、貴族年鑑を暗記していました。
隣にはうんざりしたカレンが。
エルナは本当に真面目で誠実、こんな忠誠心のかけらもないメイド長にも丁寧に対応します。
もっと一生懸命勉強するから、立派な大公妃になれるよう努力するから力を貸して欲しいと。
大公妃が謙虚に頭を下げてるってのに、「ベッド以外ではなんの役にも立たないくせに」って思うこのメイド長の人格を疑いますね。
エルナが噂とは違い真面目な性格だとまだわからないのかな、こんなに近くにいるのに。
大公妃ヅラしたいんじゃない、本当にビョルンのために頑張ろうと思ってるんだよ!!
それなのに、あの毒キノコはまた夕食の約束をすっぽかす気だ…。
しかも、仕事で遅くなるから先に食事をするようにという伝言をすぐに伝えないカレン。
準備が済んでからすっぽかされるなんていい気味だわって、どんだけ性格が悪いんだ、お前!
この人、ほんとに毒だな。
ああ、おめかししたのにまたすっぽかされるエルナの気持ちを考えると、こっちがへこんでくる…。
最後に、なぜかグレディス姫のメイド、ジェイドがやってきましたが、来週は何か起こりそう。嫌な予感しかしない…。
・ビョルンはラルス国王に謁見
・国王はビョルンが王位に未練がないことをもったいないと思っている
・エルナはがんばって貴族年鑑を暗記中なのにメイド長のカレンは面倒だと思っている
・やっぱりビョルンは夕食に戻ってこない
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