
もう、ヴィンセントのやさしさに泣ける。
44話のあらすじ
近々、目のことを公表するかもしれないというヴィンセント。攻撃されるかもしれないが、このままではいけないとわかっていた。しかし怖いと、正直な気持ちをポーラに伝えます。
伯爵としての責任がどれほど重いものなのか、自分には想像もつかないと思うポーラ。ルーカスが倒れて以来、ヴィンセントが独り立ちできるよう練習していたことを知っていたから、自分のために無理はしないでほしいといいます。
自分に対して責任を感じる必要はない、一人でも生きていける。生きる理由も、生きる資格もなかったし、自分がいなくなっても悲しむ人はいないポーラに、ヴィンセントは、生きるのに資格なんて必要ないというのでした。
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44話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
もうさ、この二人の間には、しっかりと強い絆が結ばれてるのよね。
ヴィンセントにとって、ポーラはなくてはならない人になってる。だからこそ、今ポーラを守るために、強くなろうとしてるんだと思います。
生きるのに資格は必要ないし、必要だとしたら、十分資格があると言ってくれた。
それでも生きろ、幸せに生きるんだなんて言われたらさあ。

泣いちゃうじゃん、ポーラ。
今まで、こんなふうに自分を認めてくれた人はいなかっただろうし、まさか伯爵様にこんなことを言われる日が来るなんて、想像もしなかったでしょうね。
幸せに生きていいなんて、誰も言ってくれなかったんだから。
だって、ヴィンセントが強くなれたのは、ポーラのおかげですからね。ポーラと出会っていなかったら、もしかして、自ら命を経っていたかもしれないし。あの部屋から出ることもできなかったでしょう。

だから、ポーラに向けた言葉は、自分に向けた言葉でもあるんじゃないかな。
この先、ポーラがどうなるかわからないけど、二人とも無事で、また一緒に暮らせたらいいんですけどね。
・ヴィンセントは、近々目のことを公表するから、攻撃されることに備えて独り立ちの準備をしていた
・自分のために無理はしないでほしい、生きる理由も、生きる資格もないしと諦めているポーラ
・ポーラには生きる資格があるし、幸せに生きろというヴィンセント



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