「生き残った王女の笑顔の裏には」64話・かわいそうじゃなくて、褒めて

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ミエサの心の強さが美しいし、素晴らしいわ。

64話のあらすじ

エイリックが自分に言葉で気持ちを表現してくれないことで、機嫌を悪くしてしまったミエサ。ソファに寝転んで拗ねています。

ケルラは、普段の様子を見ていれば、エイリックがミエサを愛しているのは一目瞭然だというのですが、ミエサは家族だから優しいのだと思っています。

愛情の尺度がよくわからないミエサ。ケルラに不安を打ち明けると、最近変な薬も飲まされたし、慎重になっているだけだろうとケルラはいうのですが……。

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64話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

エイリックがミエサを愛しているのは、誰が見ても明らかですよ。わかってないのはミエサだけなんだけど、これは仕方ない。

今まで、文字通り、生き残ることだけを考えてきた人だもの。

実のお母様だって早くに亡くなって、愛情を注いでくれる人がいない中で生き残ってきたのだから、人の心の機微とか、わかりにくくてもしょうがない。

でもこれからは、たくさんの人の愛情に囲まれて生きていけるし、エイリックはもちろんミエサを愛しているから大丈夫。

ここで、ミエサの体の話に。

管理人
管理人

たくさん薬を飲まされてきたから、どれだけの副作用が出るのかわからないんですよね、さすがのケルラも。

今は薬を断ち切ったから、徐々に抜けてはきているだろうけど……馬や牛を眠らせるほどの鎮静剤を飲まされたことも知って、怒るケルラ。

結婚式の前の日ですね。当日は、死人のようだった。

ケルラがめっちゃ怒ってるけど、こうやって誰かが自分のために怒ってくれるって、すごく嬉しくないですか?

自分が腹を立てるより、誰かが怒ってくれると、怒りが少しおさまるというか。

でもここでミエサがすごいと思ったのは、かわいそうにといって泣くケルラに、自分はそこから生きて出てきたから、褒めてちょうだいというのです。

そうだ。あんな地獄から、自分の力で生き残って出てきたんだ。

管理人
管理人

すごいです、ミエサ。

そうやって自分を認めてあげられることも、すごいと思います。

さて、エイリックの元に、クリスピン家から騎士団副団長のトーベンが訪問してきました。

約束の賠償金の一部と、ニエアス港の使用料を受け取らないという覚書を持ってきたのですが、なぜ一回の平民騎士がやってきたのかと疑問に思うエイリック。

これは、ラカネが侯爵家の中で実権を握ったということか?

ラカネは賠償金を減らしてくれるなら、どんな要望も受け入れるというメッセージをトーベンに託していました。

そこでエイリックが要求したのは……ニエアス港を傭兵が通っても見て見ぬ振りをしろということでした。

武装した者が国境を越える際には、王室に報告しなければならないらしい。

管理人
管理人

港から首都までは、1日。そうか。武装勢力を首都の近くで育てるってことか?

着々と準備が進んでいるようだけど……私は、エイリックの父が心配だよ。

こいつが足を引っ張るんじゃないか?

今も奥様に、最近外遊が増えたようだが、なにをしているんだ?と詰め寄ってる。

もしかしたらだけど、自分の身かわいさに、クラドニエを裏切ったりしてね。あり得る、この人なら。

こいつの動きを封じておかないと、あとあと大変なことになりそうな気がする。

今回のストーリーのまとめ

・エイリックに愛されている実感が持てなくて不安になるミエサ

・ミエサがいろんな薬を飲まされていたから体調を心配しているだけだとなぐさめるケルラ

・クリスピン家の騎士が賠償金を持ってラカネからの伝言を伝えにくる

→65話へ続きます。

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