
もはやストーカー。
39〜40話のあらすじ
1年延長するつもりだったのに、除隊申請の書類を出したマティアス。誰にでも公平に接し、大きな戦功もあったため、惜しまれつつも将校としての任務を終えました。
陸軍省での挨拶回りをした後で、邸宅に戻ろうとしたその時、レイラを見かけます。マティアスは運転手を先に帰し、レイラの後を追います。
レイラは、首都に来た日にカイルに連れてきてもらった自然史博物館にきていました。遠足に来た子供のように、楽しそうに展示を見て回るレイラを、マティアスは遠くから見ていました。
→「泣いてみろ、乞うてもいい」のつづきはebookjapanで!
※タイマー無料でお得に読める!ペイペイも使えます
39〜40話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
レイラが結婚するって聞いて除隊までしてしまうマティアス、どんだけレイラが好きなの。しかも、レイラを見かけて、ついてっちゃう。
博物館の中でも、ずーっと後ろをつけてるの。ストーカー以外の何者でもない。
レイラの笑顔を見たかったのよね。自分の前では笑ってくれないのに、展示を楽しそうに見てるんだもの。ついてくしなかないよね。自分が姿を見せたら、笑顔が消えることもわかってる。
それなら、どうして、もっと優しくできないのかな。
恋をしたこともないから、わからないのでしょう。

でも……がまんできなかったね、マティアス。近づいちゃった。
ホールにあった気に吊るされているモビールに手を伸ばすレイラ。届かなくて、背伸びをしていると、後ろから抱き上げてくれた人がいる。
まさか!!なんでマティアスが!!と、レイラはびっくりしたでしょうね〜〜〜。ここへ来てまで、お前か!!と。
やあレイラ、じゃないよ。楽しい気分が台無しじゃないか。
しかも、ついてこいと言って、レイラをカフェにつれていったよ……行きたくなかっただろうね。
しかも!首都で偶然会った、領地に住む身寄りのない娘にお茶を奢るって……もう少し言い方ってもんがないのか。

そういうとこだぞ、マティアス。
嫌いな相手と二人きりでお茶をする。どんな拷問なの。しかも、自分が誘っておいて、何も話さないって。
レイラが大学に行くと聞き、カイルの求婚を受け入れたということだと解したマティアス。で、また意地の悪いことばかり言ってしまう。
だからレイラに、「公爵様は私が嫌い」って言われちゃうんだよ。本当はショックを受けてるくせに、「ものすごく嫌いだ」なんて、どうしていうんだよ。バカマティアス。
レイラはお茶を一気飲みして、自分のお代を置いて帰ろうとしています。
そりゃそうよね、こんなところで会いたくもないやつに会って、強引にカフェに連れてこられて、「ものすごく嫌い」とか言われるんだもの。
好きな子をいじめるのは、小学生までだぞ。
・マティアスは退任の挨拶を終えたところで、歩いているレイラを発見
・レイラについていくと、そこは自然史博物館だった
・姿を見せたらいけないと思いつつ、レイラに近寄り、強引にカフェに連れていくマティアス

