「皇后の座を捨てます」特別外伝・三代(11)

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照れてるアデル様がかわいい。

特別外伝(11)のあらすじ

自分の弱点が武器になるなど、そんなことを言ってくれたのはアデルが初めてでした。今後どうしたいのかとアデルに聞かれ、セシリアはルシオと並んで歩く同伴者になりたいと思います。

そして、不正を犯す者をそばにおきたくないとはっきり言いますが、今、サーシャ男爵夫人を罰することは、セシリアのためにならないとアデルは助言します。

皇后宮で起こるすべてのことは皇后の責任。下の者を管理できなかった責任が問われるからでした。ではどうすればよいのか、セシリアはアデルに教えてくださいと頼みます。

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特別外伝(11)の感想(ネタバレ含む)&次回考察

教えてくださいとセシリアに言われて、少し照れてるアデル様がかわいらしい。

少し幼稚かもしれないが……といって、内緒話をするのですが、どんな案を授けたのだろう。

アデル様がセシリアに書類を渡すところを、サーシャ男爵夫人に見せ、その書類を金庫にしまいました。で、金庫の鍵を宝石箱にしまうところも見せました。

あえてこの流れを見せて、サーシャ男爵夫人が鍵を盗もうとするところをとらえる作戦ですかね。

管理人
管理人

たぶん、ひっかかるでしょう、この人頭良くないから。

この一連の流れをそれとなく見ているエラちゃん、かわいい。この子は本当に賢いから、バカが引っかかるだろうなと思ってるでしょうね。

その日の夜、アデルが皇后宮から出てきたところ、ルシオと会います。ルシオは、姉上に会ったら話したいことがたくさんあったのに、言葉が出てこなくてもどかしいと思っています。

セシリアがどれだけいい子なのか、姉上にわかってもらいたかったのでしょうね。誰も味方がいない皇宮で、セシリアが辛い思いをしていることは分かっていながら、何もできない自分が不甲斐ないという気持ちもあっただろうし。

だから、アデルが「本当にススキのようだ」と言った時、悪く言われたと勘違いして必死にセシリアをかばいます。

管理人
管理人

ルシオ……それだけ強くセシリアを思ってるなら、もう少し行動しないと。

直接ルシオが何かするというより、どうすればセシリアが本来の強さを取り戻せるのか一緒に考えるとか。

もっと何かできたんじゃないの?と思ってしまいます。

ここでアデル様がきてなかったら、セシリアは本当に大変なことになっていたかもしれないのに。

まあ、アデル様のおかげでなんとかなりそうですけどね。

「いい相手を見つけたな」というアデル様の言葉で、我にかえるルシオ。よかったね、姉上が認めてくれて。

その後、皇后宮へ行くと、何かが変わったと気づくルシオ。

姉上ありがとう。全力で叫びたい気分ではないでしょうか。

強くなったセシリアが目の前にいる。なんでかわからないけど、姉上のおかげなことはわかる。

ルシオ、ほんとにアデル様に感謝しないとね。

今回のストーリーのまとめ

・これから進むべき道を考えるようにとアデルに言われ、不正をした者をそばにおきたくないというセシリア

・今サーシャ男爵夫人を罰するのは得策ではないので、一計を案じる

・ルシオは姉上のおかげで皇后宮に変化が起きたことを察する

→特別外伝(12)へ続きます。

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