
ショックを受けてることを認めた方がいいぞ。
115話のあらすじ
夜遅く、寄って帰宅したビョルンは、エルナの寝顔だけ見てこようと思い寝室に行きましたが、そこにエルナの姿はありませんでした。
部屋中を探してもエルナは見つからず、クローゼットには服が散らばり、引き出しは開いたままでした。エルナらしくない行動でしたが、大公妃のクローゼットにこんなことができるのは、エルナ以外に考えられません。
エルナは、努力をしたけれど、もうこれ以上は愛せないと思い詰め、ひとり汽車にのり、シュベリンを後にしました。
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115話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
よし!やっと行動に出られた。
今までよくがんばったよ。1年も。
あれだけの誹謗中傷を受けても、夫はまったく自分を庇ってくれず、使用人にまで蔑まれて、それでもビョルンを愛しているからとがんばってきたんですよ、エルナは。
その気持ちを踏みにじったのは、ビョルン、あんただからね。

それなのに、裏切られたって……ほんと、わかってないな。
エルナの置き手紙を読んで、「愛してない夫」という言葉にショックを受けているけれど、エルナが自ら去ったという事実を受け止めきれていない。
だから、厚かましいとか、夫のことをわかってないとか、浅はかな反抗とか、精一杯の強がり。
たぶんビョルンは、エルナが自分に振り向いてほしくて、こんなことをしでかしたと思っていますね。
置き手紙をして姿を消せば、追いかけてきてくれると。

いやいや、エルナは本気ですから。本気であなたの元去ったのよ。
わかってないのは、あなたですよ、ビョルン。
さて、ここからどうやってビョルンがエルナLOVEを自覚していくのか。
早く謝りなさいね。
今さら謝っても遅いけど。
・エルナは大公邸を出て行った
・エルナを必死で探すビョルン
・ビョルンはエルナの置き手紙を見てショックを受けているものの、エルナへの愛は自覚はしていない

