
お揃いコーデ!
62〜63話のあらすじ
ジザ殿下が城の中を歩いていると、数人の貴族たちが次期王の選定について話していました。みな、5人の王子のうち、誰につくべきなのか、迷っているようです。
ジザ殿下への評価は、知力も武力も人並み以上で、魔術研究にも秀でているが、身分の低い側室の子であり、王の器ではないだろうとのことでした。
その話を聞いて、見る目のない連中は、人形を使ってあとで全員消してしまえばいいと思うジザ殿下でした。
→「愛されてる場合じゃないの」のつづきはebookjapanで!
※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
62〜63話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
これって、社内で上司の陰口叩いているようなものだから、つまらん話をしていた貴族たちは自業自得な気もする。
ジザ殿下、いくら魔術の研究に秀でているとはいえ、リズのお父さんを陥れて、シャーティー家の家宝の宝石を使って人を操って、確かに王にはふさわしくないと思う。
頭はいいかもしれないけど、人として大切なものが欠けている気がします。こんな人が王になったら、大変でしょうね。
さて、リズは決戦の日に備えて、準備をしていました。するとベンジャミンが、リズに渡したいものがあると、何かを持ってきました。

なんだろう?執事の勘で、役に立つ気がするというもの。
ヘイネルの話に出てきた、とあるので、ネルトと関係があるものかな?
いよいよ、ジザ殿下と会う日。ロマネとシジャルに父のことを託し、リズはヘイネルとともに出かけます。
リズの青いドレス素敵だ〜と思ったら、ヘイネルとおそろいコーデだ!
鮮やかな青いドレスは、リズの赤い髪とあうけど、ヘイネルの銀髪ともあいますね。素敵。
出かける時に、必ずお嬢様のことを守れよってロマネがヘイネルにいうの、このシーンいいな。
屋敷の主人なのに、ロマネはヘイネルにタメ口。主従関係というよりも、リズを守る同志みたいな感じ?

この二人の関係性も好きです。
そして、ヘイネルとリズが到着したのは、教会のような場所。ジザ殿下が出てきて、ここは魔法石を作った天才魔術師がかつて勤めていた場所だと説明します。
そう、シャーティー家の魔法石です。この魔術師はとても優しい人だったので、人々の願いを叶えてあげようとしただけなのですが、人の欲望に限界なんてない。
願いを押し付けられすぎておかしくなってしまった魔術師は、自分の力をひとつの魔法石に込めて自ら命を経ってしまいました。
それが、「覚醒のシトリン」です。
なんと、ここでネルトが出てくる!
ネルト、ヘイネルとそっくりなんだけど、これも魔法石の力?亡くなったのは子供の頃だから、生き返ったとしても小さいはずだけど、石の力でこうなってるんだろうか?
ヘイネルだって、ネルトと戦いたくはないだろうけど、ここで負けるわけにはいかないから、さてどうするか。
リズがベンジャミンに託された”なにか”が、役に立つのかな。
・ジザ殿下は貴族の支持が少ないようだ
・ベンジャミンはリズに渡したいものがあると何か持ってくる
・ヘイネルとリズがジザ殿下に指定された場所に行くと、ネルトが出てくる
→64話へ続きます。

