
まあ、かわいそうな気もする。
9話のあらすじ
使用人が辞めるのは、リニアのせいだけでなく、侍女長が原因でもありましたが、リニアのせいにすればラスロが推薦書を書いてくれるから、ということでした。
執事もいない、侍女長が権力を持っている。おかしな伯爵家でしたが、それは単に、「知らないから」ではないかと思うイデル。
翌日、イデルはリニアに呼び出され、根掘り葉掘り、公爵家で何をしていたのか聞かれます。
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9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
たしかに……稼ぎがいい平民でいるならまだしも、いきなり伯爵になったらね……。
ラスロはまだいい。傭兵として自分の価値を証明できるし、周りの貴族に陰口を叩かれても、気にしないと思う。
でもリニアは?たぶん、まだ10代の女の子。
世間も知らないのに、いきなり「伯爵令嬢」になったら、戸惑うのは当たり前ですね。
そしていきなり、イデルが自分を見下していると癇癪を起こします。
リニアは、「イデル」に腹を立てていたわけではなくて、「貴族」に腹を立てている。
イデルには、そのことが見てとれた。

たぶん、お茶会とかに呼ばれて、馬鹿にされたんでしょうね。
イデルに怒鳴り、立ち上がった時に、ドレスの裾を踏んじゃってるの。
これを見ても、リニアが「貴族の令嬢」になれていないことがわかります。作法とかも知らないんだろうな。
でも、お兄さんはたぶんこういうことでは頼りにならない。誰も頼りにできる人がいない。
執事すらやとってないんだもんね。お兄さん、しっかりしてよ。
心細かったのでしょう。それで、「完璧な貴婦人」に当たってしまったのよね。
リニアの気持ちを理解して、全てを受け止めるイデルの心の広さよ。
ただ……最後に出てきた、イデルの妹・リンが気になる。
「今はもういない」って、まさか。
・リニアのせいで使用人がやめている
・イデルはリニアに呼び出され、公爵家で何をしていたのか聞かれる
・自分を見下していると、いきなり怒り出すリニア
→10話へ続きます。


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