
見苦しいってのはこのことだね。
7〜9話のあらすじ
リエネは、ティワカンの腕が不自由かと思い、部屋まで食事を持ってきました。ティワカンは、リエネの着ている喪服が心配だといい、補佐官も同じ反応を示します。
どうやら、胸元が開きすぎている服が気になるようですが、リエネはわかっていないようです。
ティワカンの包帯を交換しながら、かつての恋人が同じところを怪我して、大した傷でもないのに大袈裟に泣き、なかなか自分を離してくれなかったことを思い出していたリエネ。そのとき、きちんと遺体は確認できたかと、ティワカンが聞いてきました。
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7〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ティワカンは、遺体がクラインフェルター卿ではないことに気づいていて、あえて聞いてきた。
それは、「けじめをつけろ」という警告のようです。もちろん、リエネの選択は決まっています。
ここで、ティワカンを裏切るようなことはしません。
でもリエネ、ティワカンのこと、嫌っているわけではなさそうですね。ナウクを滅ぼそうとした男ではあるけれど、自分に対して悪意を持っていないことは伝わっているのでしょう。
しかし警戒を怠ってはならない。この時期に、危険を犯してクラインフェルター家に行こうとするリエネ。

ウェローズ卿は反対しますが、ナウクのためにはいくしかないと。
リンドン・クラインフェルター大議長に、甥の死を直接伝えるという名目で、会いに行きました。本当の目的は、元恋人ラフィットに逃げろと言うためです。
彼が見つかれば当然●されるし、ナウクも危なくなるから。
しかしこの大議長は、リエネに対して無礼な発言を繰り返します。そこへ、ラフィットが出てきました。
リエネがラフィットに逃げろというと、自分を見捨てるのかと逆上します。リエネの髪を掴んで、おどす。

ああ、この男、見捨てて正解。
どんな理由があれ、女性に暴力を振るう男に、ろくなやつはいない。
リエネがどんな思いでティワカンの求婚を受け入れたのか。
すべてはナウクを救うため。これ以上、犠牲を出さないためなのに。
泣き喚いて、追い縋って、なんとも見苦しい。
見捨てて正解よ。
・リエネはなんとなくティワカンのことが気になり始めている
・元恋人に逃げろというつもりでクラインフェルター家に行くリエネ
・リエネに逃げろと言われて逆上するラフィット


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