ひたすら、甘い回。王子の溺愛。
第88話のあらすじ
エルナは微熱があって体調が悪いのに、がまんができなかったビョルン。
神がウォルター・ハルディのような人間を造ったのは、エルナを自分の元に送るためだったのではないかとすら思っていました。
ビョルンがふと夜中に目を覚ますと、隣にエルナがいませんでした。どこかにいることはわかっているのに、なぜか漠然とした不安を感じるビョルンでした。
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第88話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
大好きだったら、体調悪いっていってるんだからが我慢しなさいよと思うけれど、これもビョルンなりの愛の形なんでしょうね……。
大好きで仕方なくて、とにかくエルナを感じていたいという。
まあ、無関心よりはいいのか……。
「何一つ欠点のない女」というその気落ち、ちゃんとエルナに伝えてあげて欲しい。
夜中に目を覚まして、エルナがいないことに気づいたビョルンが不安になっているのも、エルナへの愛ゆえだと思うので。
結婚前は、隣に誰かいたら眠れなかったはず。それが今や、エルナがいなくて不安になるなんて。
愛でしかない。
そのエルナは何をしていたのかというと、応接室でタイプライターを使っていたのです!
一生懸命タイプを打ってるエルナ、すごく可愛いからぜひマンガで見て!
応接室は、巨大な像をはじめとして、ビョルンが博覧会で買ったエルナへのプレゼントで溢れていました。
すごい量。これは、エルナでなくても、「こんなにいらん!」となってしまうと思いますよ。
でも、大量のプレゼントに囲まれているエルナを見るのが、ビョルンは結構楽しかったのです。
愛情表現を間違えているけれど、これもビョルンなりの愛の形なのですよね。
エルナは、あの巨大な黄金の象ですら(フィツ夫人がすぐにでも処分したがってる!)、プレゼントだからと応接室に飾ったんですよ。
そんなエルナが可愛くて、愛おしくて。そんなふうに思うなんて、ビョルンも変わりましたね。
エルナには、もっと自信を持って欲しいな。
シュベリンに帰ってきてから、以前にもまして過敏に反応してしまっているエルナ。
ちょっとしたことでも、また自分のことを馬鹿にしているのではないかと萎縮してしまっていて、このときも、飴の入った瓶を見られて、子供みたいだと言われるのではないかと気にしてしまっている。
ビョルンの寝顔を見た時も、自分がベッドの上でしか役に立たない妻のような気がしたって……そんなことないよ!!
ビョルンの愛情表現が足りなすぎて、エルナが可哀想になってきますが、それでもけなげなエルナは、ビョルンの笑顔で気持ちを落ち着かせてる。
もう溺愛していることはたしかなので、あとはビョルンがどれだけどの愛情をエルナに伝えるかってことなのですよ。
・エルナは体調が良くないのにビョルンは我慢ができなかった
・ビョルンが夜中に目を覚ますとエルナがいなくなっていて、エルナは応接室でタイプライターを打っていた
・自分が贈ったプレゼントに囲まれているエルナを見るのが結構楽しいビョルン
→89話へ続きます。
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