ナディア、がんばりました。
45〜46話のあらすじ
噂で傷つくのは皇女自身だと言われ、でしゃばりすぎだとナディアに苛立ちをぶつけるセリア。しかしナディアはそれでも折れませんでした。
ルークが噂で苦しんできたように、このままだとセリアにとって大きな打撃になる。そういうナディアに、「ラカスターさん」と言いながら、セリアはグラスの水を頭からかけてしまいます。
その様子をルークとレナードが窓から見ていました。ルークはナディアが侮辱されたことが我慢できず中に入ろうとしますが、妻を信じておとなしくしてろとレナードが止めます。
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45〜46話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ナディアは、セリアに敵意をむき出しにされて、今にも逃げ出したいと思いつつ、なんとかがんばります。
侯爵夫人からは、本当に大事な瞬間は絶対に反論できない事実を語れとアドバイスされていたナディア。
自分も、望まない結婚をした経験があるからわかるのだといいます。
今でこそ仲良くなったけれど、結婚したときは相手の顔も知らず、誰も知り合いのいないステイトンに行くのはどれほど心細かったか。
ナディアの本心からの言葉に、セリアは自分の方が悪いことをしているような気持ちになってしまいます。
既婚者に近づいて、ナディアを男爵家の大したことない女だと馬鹿にして、お金を使ってスキャンダルを生み出す。
どれだけ馬鹿なことをしてきたのか、やっとわかったみたい。
その地位や権力目当てに近づいてくる輩は多くても、ナディアみたいに、セリアを理解しようとして真摯に話をしてくれた友人はいなかったのでしょうね。
この二人は、今回のことですっかり打ち解けたみたい。よかった。
こういうときは、慣れない社交術なんかじゃなくて、本音でぶつかるのが一番ですね。
しかし、外から様子を窺っていたルークは、勘違いして部屋へ突入!
セリアがナディアを抱き寄せようとしたのを、暴力を振おうとしているように見えたようです。
それは誤解だったことがわかり、レナードも部屋に入ってきて、これからどう噂を鎮めるのかという話になります。
レナードの提案で、噂は別の噂で蓋をすることに。セリアがルークに近づいたのは、自分と同じ境遇にあった公爵夫人に近づくための口実だったと。
それにプラスして、レナードが公爵夫人の肖像画を自ら描くという話も広まり、スキャンダルは収束します。
よかった。
しかしその新聞を読んで、苛立っている男が一人。
そう、ジェイムスです。
せっかく噂が収まり、セリアとナディアも仲良くなったのに、またこいつが何かしないか不安です。
・セリアはナディアを侮辱し続ける
・それでもナディアが諦めずに自分の思いを伝えると、セリアも態度を軟化させて和解
・レナードが噂を収束させる方法を提案
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