「余命僅かだと思ってました!」82話・不穏な空気

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いやー、これはなー、仕方ない気もする……。

82話のあらすじ

ラリエットと一緒にお祭りを見にいきたいアスラハンでしたが、怪我がまだ治っていないので、ふたりでしばらくゆっくり過ごすことにします。

ラリエットさえいればいいアスラハン。ラリエットも、人から愛される幸せをかみしめます。アスラハンと結婚したらきっと幸せだろうと思います。

怪我も治り、いよいよカンデル公爵家へ帰る日。馬車に乗る前に、騎士たちがなにやらヒソヒソ話をしています。そして公爵家に着くと、なんだか雰囲気が変わったような気がすると感じるラリエットでした。

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82話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ようやく公爵家に帰って来れた!

騎士たちも、大喜びで酒宴を開いているのですが……どうやら、ラリエットのことが好きじゃないみたい。

戦争が始まった途端に逃げ出して、アスラハンが戦争の英雄になったら戻ってきた。

このまま公爵夫人になったら美味しいよな〜ってこと。

管理人
管理人

そうですね、事情を知らない人からすれば、そう思われても仕方ない。

しかも騎士たちは、戦争で頑張って戦い、やっと終わって帰れると思ったら、ラリエット探しで全国を駆け回り、休む間もなかった。

事情も説明されてない。ただ、ラリエットを探せと。

不満に思う気持ちもわからなくはない。

でもここで副団長のメリッサが、いつからラ・ノーチェは主君の選択に口を出すようになったのかと、陰口を止めます。

メリッサも、ラリエットがなぜ戻ってきたのかはわからないけど、アスラハンが幸せそうにしてるからそれでいいと思っていたのです。

そしてなにより、アスラハンに対して忠誠心が高い。主君のおかげで飢えずに暮らせるようになったのだからと。

忠誠心が高いのは、このメリッサと団長のジェラードだけかな。ジェラードは、みんなメリッサのように強くはないのだと、少し理解は示しているけど、やはり騎士たちのいうことが間違っていると思っている。

管理人
管理人

ジェラードとメリッサは、いい感じなのかしら?気になる。

そして使用人たち、ハルシュタイン。

だれも、ラリエットの世話をしたがらない。

ラリエットがベルを鳴らして呼んでいるのに、誰も来ない。

ハルシュタインの心の声「ラリエット様、これからどうなさるおつもりですか?」が不穏すぎる。

ハルシュタインは味方だと思っていたんだけど。ラリエットのあの手紙を読んでいるから、許せないのかな。

でも、アスラハンの呪いを解いたのはラリエットよ?そして、アスラハンはラリエットがいるから笑顔になれるのよ?

あー、せっかく再会できて、お互いの気持ちも確かめ合ったのに!

しかし、まあ、わからんでもない。振り回された人たちの気持ちも、わかる。

これからどうなるの……。

今回のストーリーのまとめ

・アスラハンの怪我も治り、公爵家に帰るふたり

・騎士たちは戦争が終わった後も全国をかけめぐって疲労困憊、ラリエットへの不満が募る

・使用人たちもラリエットに仕えたくない

→83話へ続きます。

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