
勘違いして身の程知らずなことをするとこうなる。
57〜58話のあらすじ
大きな音がしたので、人が集まってきました。ナディアはとっさに、夫がやられて怪我をしていると言いますが、ナディアがルークを庇ったことで、ジェイムスがさらに逆上してしまいます。
ルークでは、ナディアを幸せにできない。君を救うために、すべて君のためにしたことなのにと。
しかしナディアは、ジェイムスのことは友達として好きなのであって、愛していると思ったことは一度もないとはっきり告げました。
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57〜58話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
よかったわ。ナディアがはっきりと言ってくれて。それでもまだ、ジェイムスは目が覚めないみたいだけど。
するとそこへ、侯爵夫人がやってきます。ジェイムスが下手な言い訳をすると、いきなりビンタ!
この人はやはり、厳しいですね。自分を利用してルークに危害を加えようとしたことに対して、モーレツに怒っています。
どうやら、ジェイムスに渡された薬、なにか混ぜ物がされていたということい気付いていたんですね。
ここでジェイムス、墓穴を掘る。おばあさまがえこひいきさえしなければ、こんな薬を使わなくても済んだのに!と。

ほんとに馬鹿ですね。身の程知らずもいいところです。
真摯に自分の役割を果たしていれば、実家の製薬会社も堅実に成長できたのに。そして侯爵夫人からも信頼されて、首都での地位を固めることができたのに。馬鹿ですね。
結局ミリオン製薬は潰れて、帝国から追放されてしまいました。一件落着。
さて、ラ・トエビーレを2日後に控え、今日もナディアは侯爵夫人のお稽古へ。ルークは寂しくて仕方ありません。

そして、ナディアのことが心配で仕方ない。
ナディアは優しいから、公園で行き倒れていた自分にも声をかけてくれた。でもその相手が悪いやつだったら?と考えるといてもたってもいられず、警護を増やします。
ナディアにもう少し気をつけるように言ったほうがよいのでは?と部下に言われても、ナディアの行動に干渉はしたくないというルーク。
ちょうど、以前ナディアを襲ったのがイエムスの残党だという報告もあり、ナディアに危害を加えそうなものは全て排除するという意思を固めます。
まあ、そりゃそうなんだけど……ナディアにしっかりしてもらうってのも、必要かもよ、ルーク。
かわいい、守ってあげたいというのはわかるけど、いつでもルークが守れるわけじゃないからね。
嫁いで来た時と比べたら、侯爵夫人のおけいこもあって、だいぶ強くはなりましたけど。
公爵夫人として、もっとしっかりしてもらいたいなあと思ったりする。
・ジェイムスは悪事がバレて捕らえられ、ミリオン製薬も潰れる
・ラ・トエビーレは2日後、今日もナディアはお稽古で忙しい
・ルークはナディアを徹底的に危ないことから守りたい
→59話へ続きます。


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