対象外ってことよ、ジェイムス。男として見られてないの。
49〜50話のあらすじ
首都のステイトン邸。ルークはジェイムスへの怒りが収まりません。ナディアはジェイムスを友人としてしか見ていないし、自分のことを愛していると言ってくれた。
しかしジェイムスがレイナ抜きで、ナディアと二人きりになろうとしたことや、無礼と知りつつ、ルークの前でナディアの名前を呼んだことが許せません。
ランカスター邸に帰り、ルークは素直に、ジェイムスに嫉妬しているということをナディアに話します。するとナディアは、ジェイムスは大切な友人だけれど、私が愛しているのはルークだけだというのでした。
→「野獣公爵に嫁いでみたら」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
49〜50話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
まあ、頭ではわかってますよね。ナディアはジェイムスのことを友人以上には思ってないし、ルークのことしか見ていない。
ルークもそれはわかってるけれど、ナディアに馴れ馴れしくするジェイムスに腹が立つってのは、また別問題ですからね。
まあ、ナディアの愛しているという言葉で機嫌を直し、朝から昼までひたすらいちゃつき、侯爵夫人のお稽古に行かないとねと幸せな気分で外に出てきたら、なぜかジェイムスがいる!!
自分も侯爵夫人のところへ行くから、ついでにナディアを送っていくと。
ルークは当然怒るのですが、こいつ、言い訳を用意していた!
レイナが馬車にいたのです。レイナはナディアと話したくないと言っているけど、仲直りさせたいからと。
キモい、キモいんだけど!!絶対、仲直りさせる気なんかない。
そしてもちろん、レイナも仲直りする気なんてない!!めちゃケンカ腰。
ナディアが天然で、ちょっとイラっとすることがあるのはわかる。でもレイナの場合は、単なる嫉妬だと思うから、これはナディアがかわいそうかな。
レイナがここまでナディアを嫌うのは、ナディアみたいに家族に愛されなかった反動みたいです。
自分は努力をしてもジェイムスほど大事にされないのに、何もしなくても家族から愛されるナディア。野獣と結婚したと聞いて、ようやくナディアが不幸になったと思ったのに、全然違う。
あんたのすべてが私を不幸にするって言ってるけど、そういうとこだよ、レイナ。
で、この状況を利用しようとする、狡猾なジェイムス。
謝ってもダメならどうしたらいいかわからないと涙を流すナディアに、こうなったのは君の結婚の影響が大きいとか言い出しました。君が急に公爵夫人になったからと。
しかし!
君がミリオンになれていたらずっと3人でいられたのにというジェイムスの言葉に、ナディアは、「ジェイムスはお兄様みたいな友達だから」と言いました。
つまり、お前を男として見てないってことだよ、ジェイムス!!
がーん!
この兄妹、早く退場してくれないか。どっちもイラつく。
・ルークはジェイムスに嫉妬していることを正直にナディアに話す
・侯爵夫人の稽古に送っていくと、レイナを伴ってナディアを迎えにくる
・レイナの本音を聞いて、どうしたらいいかわからないと涙を流すナディア
→51話へ続きます。
コメントを残す