だれか、このキモい皇女をなんとかして
39〜40話のあらすじ
首都にきてからまともにデートもしていない。もっと一緒にいたいというルークでしたが、ナディアは今日から指導を受けるために侯爵夫人のところへ行かなくてはなりません。
皇女からの呼び出しもなく、留守番のルークは、ナディアの姪ピオナに怒られます。なんとかしてナディアの家族と距離を縮めたくて、再び贈り物攻勢をしていたのですが、それが家族への負担になっていると指摘されてしまいました。
こんな高価なものをもらったら、普通は喜ぶかもしれないが、自分の家族は肝っ玉が小さい。何かもらったらお返ししないと落ち着かない人たちだから、焦ってはいけないとピオナに言われます。
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39〜40話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
相変わらず、失礼なナディアの家族。
たしかに、ルークのプレゼント攻勢はやりすぎです。相手の気持ちも考えないで、ただ高価なものを贈ればいいわけじゃないことは、わかったほうがいい。
でも、せっかくもらったものを、「持っているだけでも不幸になりそう」って、それは言い過ぎだと思います。
いくら肝っ玉が小さくても、大公爵であるルークに対して失礼すぎます。
ピオナがいい子でよかったですけどね。
しかもピオナ、ジェイムスについてちゃんと教えてくれた!!
ナディアの友達はあまりいい人だとは思えないのだが、ナディアが純粋だから気づけないのだと。
この子、ほんとに賢いな!
ローレンスからも聞いていたし、やはりこいつは警戒しないといけないと思ったとき、皇女からの呼び出しが来ます。
皇室の晩餐会とのことでしたがルークは意を決して、皇宮へ向かいます。
するとそこにいたのは……これは寝巻き姿なのか?セクシー(なフリをしている)皇女。
晩餐会ではなく、一晩中、礼拝堂で夜通しお祈りをするから私を守れと。
そして、男爵家の娘とは比べ物にならないほど美しいでしょう?とか、スキャンダルもあなたのためを思ってしたことだとか、訳のわからないことを言い出します。
ほんとは何も着てない方が綺麗なんだけどとキモすぎることをいいますが、ルークはとっくに部屋を出ていました。
えらいぞルーク、こんな奴の話、まったく聞く価値もない。
それなのに、まだこの段階でも、ルークが自分に惚れていると思い込んでいる皇女。キモい。
ここで誘惑のステップ3だったらしい。積極的にスキンシップをするという……キモい。
男なら誰もが欲しがるような女を手に入れられるのよって……キモい。
下品な格好、それなら俺は男ではないなと立ち去ろうとするルーク。
はっきりと拒絶の意思を示しているのに、ここまできてもまだあなたは痩せ我慢をしてるとか、頭おかしい。
その頃、ブリット侯爵夫人の邸宅。
作法とかなんとか、そういうことじゃなくて、今ナディアに必要なものがなんなのか、夫人はわかっていました。
従順で正直すぎ。これから狙われるのは、ナディア。
社交界で生き残っていけるのか。それが心配なのでしょう。
ナディアが今の優しさを失わずに強くなれるのか。がんばってほしい。
・ナディアはブリット侯爵夫人の元へ通う
・ルークは皇女に呼び出されて皇宮へ行く
・皇女は勘違いしすぎて、ルークに積極的に迫っていくも拒絶される
→41話へ続きます。
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