


もっと信じてあげなさいよ。
20〜21話のあらすじ
ティワカンを狙い撃ちするはずが、気づかれてしまい、焦る大議長。リエネには危害を加えたくないラフィットと口論になります。
ラフィットは、リエネが自分を助けてくれたのは愛情からだと勘違いしています。婚儀まであと10日。なんとしてもリエネを取り戻そうと思っていました。
大議長の企みのせいで葬儀に参席できなかったことを気にしているリエネのために、ティワカンは自分が明日までに解決するといいます。
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「野蛮のプロポーズ」20〜21話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
元恋人の勘違いが甚しくて、困る。
おまえが生きていることがバレたら、国としてまずいから、かばっただけ。決して愛しているのではない。
リエネは、ひたすらナウクのことだけを考えていますからね。

その思いのひとかけら、ほんの少しだけでいいから、ティワカンに分けてあげてほしいわ……。
ティワカンは、リエネが自分に隠し事をしているのをわかっていて、徹底的に優しい。
もっと近寄りたい衝動をおさえて、ずっと「紳士」でいるでしょう。
野蛮人扱いされているけど、大議長たちよりずっと紳士。リエネ、もう少しその辺をわかってあげてほしいわ。

今回は少し、ティワカンも積極的でしたけどね。
葬儀の問題を解決する代わりに、隣の部屋を使うという見返りが欲しいと。
当然ですが、ティワカンは有言実行の男。葬儀問題をあっさり解決します。
翌日、神殿の鐘が落ち、天から岩が落ちてきて神殿の階段が壊れるという事件が起こりました。
階段が補修されるまで、葬儀は延期!
みんな、大司祭が不敬なことをしたので神が怒っていると心配していますが……ティワカンすごいわ。一瞬で、大司祭を悪い奴にまつりあげた。
こんなに胸がスッとするいい知らせはない。

久しぶりにいい気分になれて、よかったですね、リエネ。
それに、階段の上からどうやって岩を落としたんだろう。
なんとあの絶壁を素手で登ったみたいですけど、恐るべしティワカン。
夜、ティワカン自ら、問題を解決したと話に来たのですが、リエネの胸中は複雑ですね。

ティワカンを信じたくなってる。自分に向ける優しさが本物だと思いたい。
一方で、ティワカンの目的は復讐だという話もある。これは迷いますよね。
他でもない、ウェローズ卿からの話ですからね。
でもね、ここしばらく感じたことのなかった安らぎを与えてくれたのは、ティワカンでしょう。
もう少し歩み寄っても良いのではないかな〜。
・葬儀の問題は明日までに自分が解決するというティワカン
・有言実行で、本当に葬儀は延期になった
・自分のためになぜここまでしてくれるのかわからないと思いながら、ティワカンに安らぎを感じるリエネ


