「私を捨てた家門には戻りません」78話・私のやりたいこと

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早く婚約しなよ。

78話のあらすじ

自分にできることは何かと考えて迷ってしまったレティシアは、私の得意なこと、私の長所は何かとキエナに聞いてみます。

優しいところと言われ、今まで優しくしていればいいと思っていたけれど、家族にされた仕打ちを考えると、それが長所だとは思えなかったレティシア。

するとキエナは、あなたの長所を見抜けなかった人がバカなだけで、難しく考える必要はないといいます。あなたと一緒にいると落ち着く、それがあなたの長所なのだと教えてくれました。

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78話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

優しいのが長所って、簡単なようで簡単じゃない。特に、あんな家族の中で育ったら、何が正しいのかもわからないし、自己肯定感も低くなるでしょう。

でもキエナのおかげで、自分のやりたいことがおぼろげながら見えてきたレティシアは、他の人にも自分自身を大切にしてほしいと思います。

行動しなければ始まらない。キエナからのアドバイスで、レティシアがとった行動は……本の出版!

とあるお茶会で、メロニー嬢というお友達のおじさまが編集長をしていると知ったレティシアは、その人を紹介してもらうことにしました。

そこで、人を励ます言葉で本を書きたいと話します。最初は、そんなのありきたりだと言われてしまうのですが、実際に言葉にしてくれる人は少ないと食い下がると、書いてみるか?という話になりました。

つまりここからは、レティシアが自分の言葉を本にして、幸せを広げていくという展開になりそうですね。

レティシアの本を読んだ人は、人生が好転する、みたいな。

それで本がバンバン売れて、レティシアも潤う。そのお金をまた人のために使って、良い循環を作り出すという感じになりそう。

レティシアは、まさに存在そのものが幸運なんだな〜。楽しみですね。

さて最後に……エノクが皇太子に謁見してました。

セリフからすると、エノクが会いに行ったみたいですけど、レティシアに手を出さんといてってお願いするのでしょうか。

さっさと婚約してしまえばいいのになあ。

今回のストーリーのまとめ

・レティシアは自分の得意なこと、長所がわからず、キエナに相談

・優しいところが長所と言われても何をしたら良いか迷うが、行動しなければ始まらないと背中を押してもらう

・自分の言葉で人を励ます本を書きたいと思い、知り合いの編集長を紹介してもらう

79話へ続きます。

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