あいつ、人じゃないんじゃない?
47話のあらすじ
ブルーベルが怪我をした日。アスターは機嫌が悪く、レティシアと言い争いをしたことからさらにへそを曲げ、自分の秘密の場所に隠れてしまったのです。
ブルーベルが窓を開けて手を怪我したのは、帰りが遅いレティシアを心配したからでした。
夢の中で罪悪感にかられるアナローズ。その悪夢は、ミケーレがしかけたものでした。
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47話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
殿下、ありがとう。殿下のおかげで、ローズが正気に戻れました。
ブルーベルって、レティシアの妹だったんだ。
アスターとはもともとちゃんと愛し合っていたのに、リアンカのせいでこじれたのかと思っていましたが、アスターは子供の頃からクズだったってことがわかって、逆によかったです。
愛されていたのに愛を失うのは辛いけど、最初からなかったのだと思えば復讐もしやすいのでは。
しかし、ミケーレって何者?ほんとに人?
自分のせいで……って罪悪感を感じているレティシアの痛いところをついてきましたね。
悪夢を見せることができるって、魔法か何かを使えるのでしょうか。
殿下も怒ってますね〜。俺のものに手を出したって。
珍しく感情的になっている殿下もいいな。
そして、過去の話をしてくれます。
殿下は生まれつきの「ソル」ではなくて、5歳の誕生日に能力が発現しました。
ソルになったことをきっかけに、周囲の態度は一変。しかし、乳母の息子だったマクシミンだけは、態度が変わらなかったのです。
シオニアンにとっては本当の兄弟のような大切な存在。だからあえて、成人を迎えたマクシミンを皇宮から追い出しました。
そしてマクシミンはお茶と茶器で事業を始めたのです。
ここで出てくる、ホワイトティー。
今はアスターがやっている事業、本来はマクシミンが交易権を落札するはずでした。しかし、落札前日に、マクシミンは遺体となって発見されるのです。
シオニアンがノースランドで大切な人を失ったと言っていたのは、マクシミンのことだったんですね!
大切な人っててっきり恋人かと思っていましたが、マクシミンのような人はある意味、恋人よりも大切な人だったかもしれない。
魔物の気がマクシミンに残っていた。そして、それを残された人がもう一人……アナローズ?
だから、アスター&リアンカ(+ミケーレ)が復讐の対象なんだ。
ここでつながった。
いよいよこれからノースランドへ行って、復讐の始まりですかね。
ミケーレが意外と強敵そうなので、がんばってほしいな。
・ブルーベルの死に責任を感じているレティシア、悪夢を見せているのはミケーレだった
・シオニアンは兄弟のように育ったマクシミンのことを話してくれる
・皇宮を出て事業を始める予定だったが、ホワイトティーの交易権落札の前に亡くなってしまった
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