殿下ー!
20話のあらすじ
休憩室ではいくら探してもピンが出てきませんでした。その時、カランカランとベルの音が聞こえました。
このベルは、王族もしくはそれに準ずる貴賓がきたときに鳴らされるという、カント社交界の古い習わしであり、参加者はすぐに集まらなければなりません。
誰がきたのかと思ってアナローズも行ってみると、シオニアンが紹介されました。
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20話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
殿下、なんだかんだ言って、ローズに会いにきたんじゃない?
ローズも一瞬そう思いながら、いやいや、ちゃんとやってるか見にきただけだと思い直します。
いや、ローズに会いにきたんだと思うけどなあ。
たしかに、取引のために結ばれた関係ではあるけれど、シオニアンはローズのことを単なる道具だなんて思っていないと思います。
ローズは、ピンの話をどう切り出そうか、迷っていました。そろそろ話をしたいけれどシオニアンがきてしまったし、ここで騒ぎを起こすのも…と思っていたら、マリジエがいいタイミングで聞いてくれました。
今日髪まとめてたよね?ピンは?と。
お昼寝をしてたらなくなっちゃって、と答えるローズ。事実ですからね。
すると、シャレンや他の令嬢も集まってきて、寝ている間になくなったなら、誰かに盗まれたのではないかという話になりました。
普通、そう思いますよね。ピンを外して台の上に置き、目が覚めたらなかった。
ピンが一人でに歩いて出て行くわけもなく。
他の人たちもざわつき始め、オリビエまでしれっと「どうなさったんですか」なんて声をかけてきます。
どういう心臓?
自分が盗みをしておいて、厚顔無恥ってのはこういう人間のことをいうんだな。
せっかく声をかけてくれたのだから、答えなくちゃね、ローズ。
オリビエさんと話して眠ったところまでは覚えてる。でも起きたら無くなっていた。
状況を正確に説明しただけですけど、オリビエに疑いの目が向けられるのは当然でした。
さて次回は、みんなの前でピンを盗んだ犯人だってことを暴くのでしょうか。
ついでにシャレンの指輪も盗んでいるはずだから、そっちも出てくるといいですね。
・ピンはいくら探しても出てこない
・お茶会にシオニアンが招待されていた
・みんなの前でピンが無くなった話をするローズ
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